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重曹:重曹について

重曹とは?

正式な化学名を「炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)」といい、
水に解けると弱アルカリ性の性質をもつ

食塩と同じ、なめるとしょっぱいナトリウム化合物のひとつ。
英語では「ベーキングソーダ」。

日本では炭酸水素(HCO3)は重炭酸、ナトリウム(Na)は曹達(ソーダ)と呼ばれていたので、
それぞれの頭の字をとって「重曹」と呼ばれるようになりました。

重曹と呼ばれるようになった理由

重曹は、海水を電気分解して作るか、重曹を含む岩石を掘り出して精製して作ります。



重曹を含む岩石の層

内モンゴル、シリンゴル高原で発見された巨大な重炭酸ソーダ石(トロナ)の層。
原石の重炭酸ソーダ石には重曹と炭酸ナトリウムが含まれています。
内モンゴルのトロナ鉱石の層




海水を電気分解して重曹を作る過程

苛性ソーダを濃度調節し、この原料液と炭酸ガスを反応させ、重曹結晶を析出させます。
この重曹結晶を分離・洗浄・乾燥・篩分して製品になります。 電気分解で重曹ができる過程




重曹の歴史

重曹(炭酸水素ナトリウム)は自然界のあらゆる水(海、川、湖、温泉など)に含まれ、絶えず汚れを分解したり地球の浄化システムに大きな役割を持っています。
又、私達の体中の血液、体液、唾液などにも含まれ、胃酸を中和して潰瘍を防いだり、口の中の菌が出す酸が歯を溶かすのを防いだり、あらゆる体内環境を整えています。
昔から重曹は休むことなく働いてくれているのです。

ただ一般の人々が広く作ったり、使い方を知るようになったのは最近のこと。 1839年ニューヨーク州北部で、オースチン・チャーチという名の医師が、炭酸ナトリウム(ソーダ灰)を薪の火の上で加熱すると、湿気と二酸化炭素の反応で炭酸水素ナトリウムに変化することを発見しました。
彼は新しいふくらし粉の事業を始め、のちに「アームアンドハンマー」という印のついた重曹が主にアメリカの人々に大変親しまれるようになりました。
現在、世界中で色々な会社が、天然または人工の重曹を製造・販売しています。そして今やふくらし粉にとどまらず、新しい利用方法が次々に発見され、広まっているのです。






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