: 植物性のグリセリンってどこで売っていますか？
阪本薬品工業さんというグリセリンのメーカーさんの
ホームページにこんな説明がついていました。

グリセリンは、高等植物や海草、動物などに広く含まれ、私たち人間も、皮下や筋肉などに 「脂質」という形で蓄えられています。 グリセリン骨格の３個の水酸基すべてに脂肪酸がエステル結合したものが
「脂質」あるいは「油脂」 と呼ばれています。
グリセリンには、ヤシの実などの「油脂」を原料とした
天然グリセリンと、石油を原料とする 合成グリセリン
とがあります。 通常、天然グリセリンは油脂を
加水分解して得られる水溶液(甘水)を精製、濃
縮し、 粗製グリセリンを製造、さらに蒸留、精
製して製品化する方法で生産されています。
現在では資源の再生産の立場から世界的にも
天然グリセリンが主流となっており、 当社も 国
内 および 海外 (フィリピン) で天然グリセリンを
製造、販売しています。

ということでいうと、この会社のグリセリンはまちがいなく
植物性。他のはどうなんでしょう？
うちにあるグリセリン（小堺薬品というところのだった）を
見たけれど、住所は書いてあったけれど電話番号は書いてま
せんでした。でも、調べて聞いてみる価値はあるんじゃない
でしょうか。
ちなみに、このメーカーさんは、グリセリンを主原料とした
化粧品（保湿剤というべきか）も製造販売しているみたいで
す。関連のURL：阪本薬品工業のホームページ

( 女性:30代 )

: 「グリセリンって何？」
: って質問されたのですが、調べたら油脂らしいですね？。

油を分解すると脂肪酸とグリセリンになります。なので
油にアルカリを入れてけん化すると、脂肪酸塩(石鹸)とグリセリンができます。
体内で脂肪を消化する時も、脂肪酸とグリセリンに分解されます。
グリセリンについての書き込みがある掲示板を紹介しておきます。

: 私は染み抜きにしか使ってないのですがスキンケアに使うのでしたら
: 植物性の方がいいですよね？

油の違いというのは脂肪酸の種類の違いですから、グリセリンについては変わりません。
動物油でも植物油でも、あまり関係ないと思います。

: ドラッグに売っているのだと石油系か植物性かわからないのですが
: ．．．．とりあえず、友達に少し譲ってもらいました。

合成して作るグリセリンは、高純度の化学試薬として使われるので
普通は動物油か植物油から作っているらしいです。
日本薬局方のグリセリンなら品質にはまず問題ないのでは。
ドラッグストアでも売っていますよ。

グリセリンは高濃度だとかえって皮膚の水分を奪ってしまいます。
たっぷりつけても意味が無いですし、ベタベタするので
ごく薄い溶液をつければ十分だと思います。
尿素を混ぜた美肌水や、焼酎と混ぜた手作りベルツ水も
試してみてはいかがでしょうか。関連のURL：http://www.joho-yamaguchi.or.jp/cgi-bin/guapa/treebbs.cgi?vew=643

( 女性:20代:東京 )