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話題114 | 油虫退治は牛乳で! katoko 1999/1/25(月) 11:26返事 / 削除

こんにちは。
虫歯にやられてちっと停滞気味だったkatokoです
やっと神経ぬいてもらって復活基調です。

さてさて、日曜日の夜は10時からの世界ウルルン滞在記(だったかな)
というのを毎週楽しみにして見ているのですが、昨日は、イタリアの
バラ農家に若い女優さんがホームステイしての体験記でした。

そこのバラ農家はワインやジャムに入れるいわゆる食用のバラも
鑑賞用のものと同時に栽培しているんですけど、食用のものには農薬が使えない・・・でも、バラってすごく油虫がつくでしょう?
その油虫を退治するのに使うのはなんでしょう、っていうクイズが
出たのです。
一瞬、カレンオススメのタバスコが頭をよぎりましたが・・・あれじゃ、葉っぱの色が変るかもしれないし、口に入れたとき辛みがでたりしたら商品にならないじゃない・・・と思っていたら、なんと、牛乳を
スプレーボトルに入れてスプレーするんですって。

牛乳の膜が葉っぱを覆い、その膜に閉じ込められた油虫ちゃんは窒息死
してしまうんだそうですよ。
窒息死した油虫が画面に移りましたが、ホント、ぺったこにつぶれて、膜で圧死しちゃったような感じでした。
牛乳は家に常備しているし、タバスコや石鹸まくよりいいかも知れないと思いました。春になったら試してみようと思います。

( 女性:30代 )


投稿1 | Re:0 油虫退治は牛乳で! 東京山本倶楽部 1999/1/25(月) 14:06 返事 / 削除

katokoさん、こんにちは。

アブラムシ退治に牛乳が効く、というのはハーブ園芸の本などによく書いてありますね。
たしかに、「退治」にはいいのですが……。
スプレーするときは、少し水で薄めても大丈夫のようです。「薄めたほうがいい」と書いてある本もあるのですが、根拠は不明。原液(?)と薄めたのとで、効果が違うとは感じませんでした。
ただ、原液でも薄めたものでも、牛乳をスプレーしたあと、牛乳が完全に乾ききらないうちにもう一度水をスプレーしたほうがよさそうです。というのは、乾いた牛乳が葉にこびりついて、植物全体が白っぽくなり、ひどく見苦しくなるからです。
ハーブなどではそれでもいいのかもしれませんが、チューリップなど観賞用の球根植物(これがまたアブラムシの好物なのです)の場合は、見苦しいのも困りものなので。

グリーンフラスコの掲示板に、以前、次のような害虫よけスプレーのレシピが載っていました。
酢10cc+水90cc+ラヴェンダーかレモングラスのエッセンシャルオイル1滴
ただし、わたしが取ったメモには「害虫よけ」とあるので、もしかしたら「退治」用ではないのかも? 実験してみるしかありませんね。お酢なら、タバスコよりは少し酸が弱いんじゃないでしょうか。ラヴェンダーにもレモングラスにも、昆虫忌避作用があります。そのほか、ゼラニウム、ユーカリプタス・シトリオドラ(レモン・ユーカリ)、シトロネラなどにも同じ作用があるといわれます。

ちなみに、いまわたしが試しているのは、乾燥除虫菊の粉末をアルコールにとかし、濾したものを水で薄めてスプレー容器に詰めたものです。除虫菊粉末は友人から分けてもらいました。海外のハーブ専門店から個人輸入で取り寄せたものらしいです。このスプレーはよく効きます。
冬の間ハーブはほとんどお休みで、アブラムシがつくのは食用にしない植物がほとんどなので、こちらを使っているというわけ。春になったら、お酢にしようと思っています。

アブラムシは予防も大切だといわれますよね。株元にアルミ箔などを敷くと、光の反射を嫌ってつかないともいいますが、どうなんでしょう。ナスタチウムを混植するといいというけれど、うちではあまり効果がありませんでした。それよりは、密植を避けて通風を図ったほうがいいような気がします。
それから、スプレーをしてアブラムシ退治をする場合、アブラムシがついていないところにもまんべんなくスプレーしないと、効き目がありませんのでご注意を!

以上、今年は堆肥を入れて土を改良するため、新しい品種を買わずに休耕年にしようと年頭の誓いをたてた、東京山本倶楽部でした。

( 女性:30代:東京都 )