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話題9 | 合成洗剤というのは、環境汚染に影響はないのでしょうか? hiromi 1998/7/9(木) 19:10返事 / 削除

今日は!始めて投稿させて頂く者ですが。
  ところで、染み抜きのページを拝見させて頂いたのですが、そこで、質問があるのですが、合成洗剤というのは、環境汚染に影響はないのでしょうか?たとえ微々たるものだとしても、ちりも積もれば山となるで、いずれは大きく地球に影響が出て来る様な気がするのですが、いかがなものでしょうか?
 それよりも、洗濯をしても多少の汚れが残っていたとしても、多少の事は我慢した方が良いと思うのは、私だけでしょうか?皆さんはどうお考えですか?生意気な質問かもしれませんがごめんなさい。教えてください。かしこ

( 女性:20代:横浜 )


投稿2 | Re:0 石鹸で作ってみようか・・・・ katoko 1998/7/10(金) 09:18 返事 / 削除

この話はかたり出すとキリがないんですけどね。
でも、シミがすごくよく落ちる大きな理由はやっぱりグリセリンだと思うんです。
でね、液体石鹸とグリセリンで作ってみようかなって今思っているの。
カレンによると、果実のシミや草のシミなんかは石鹸ではとれないから、
オールマイティーに落とす合成洗剤を薦めるっていうことなんですね。
だから、他のものを落とすんだったら、液体石鹸でもいけるかな・・・って思って
いるのですが。
ちょっとやってみますね。

本に出ているレシピって、硬直したものでなく、結構テキトーにやっても応用の
できるものなんで、いろいろ試してみていただけるといいかな、なんて思うんです
けども。

( 女性:30代 )


投稿1 | Re:0 合成洗剤というのは、環境汚染に影響はないのでしょうか? io 1998/7/10(金) 08:38 返事 / 削除

hiromiさん、こんにちわ。
スタッフの一人でioと申します。
ご質問をありがとうございました。(^^)

:   ところで、染み抜きのページを拝見させて頂いたのですが、そこで、質問があるのですが、合成洗剤というのは、環境汚染に影響はないのでしょうか?たとえ微々たるものだとしても、ちりも積もれば山となるで、いずれは大きく地球に影響が出て来る様な気がするのですが、いかがなものでしょうか?

これについては、6月までのフォーラムで長〜い説明を申し上げたことがあります。
本の中でカレンさんが、全般的には液体石鹸を推薦しながらも、
合成洗剤を、材料として排除していないのはなぜか、という点ですね。
FAQにまもなく収納予定ですが、このフォーラムにも再掲いたしましょう。
ちょっと長いんですけど、読んでみて下さいね。

   【合成洗剤について】
                                   io/04/05/98 01:56 PMに投稿

     本の中では十分に説明部分を強調しきれてなかったかもしれませんね。
「天使…」では、液体の洗剤類を2種類に分けています。液体石鹸と液体合成洗剤。
液体石鹸は、ココナッツ油やオリーブ油などから作る、天然素材の石鹸ですね。
液体合成洗剤は、台所用洗剤などによく使われている石油製品です。
液体合成石鹸という言い方は、混乱をきたすので、避けたと思うのですが、
見つけたら教えて下さい。マチガイなので、大慌てで訂正しますね。(^^;

カレンさんは押しつけにならないよう、ニュートラルな表現で書いていますが、(32頁〜34頁)
できれば、どのレシピも本物の液体石鹸を使って試してほしいようです。
そのため、翻訳チームも国内で手に入る液体石鹸のメーカーにたくさんあたりました。
たいていのレシピは、液体合成洗剤を使うより、液体石鹸のほうが効果があがるそうです。
液体合成洗剤でなければ効果が出ないというものは、一つ、二つしか載っていません。
「皿洗い用ピチャピチャ洗剤」と「しみあっち行け!」くらいかな。
その二つについても、ふだん私たちが思っているよりもっともっと薄めて使います。
それで十分な効果があるし、液体石鹸では置き換えが効かないような、
液体合成洗剤ならではの特性を活かしたレシピは、
     せいぜいそれくらいだということなのです。

ただ、「しみあっち行け!」は本当によく落ちます。(^^)
ナントカとハサミは使いようという言葉がありますが、本当にその通り。(笑)
それと、カレンさんがレシピから、使える場合は液体合成洗剤をはずさなかったのは、
水の問題があるようです。日本はどこも軟水なのでほとんど心配ないのですが、
アメリカの場合、地域によっては結構な硬水しか使えず、液体石鹸がすぐ固まるのです。
浄水器でミネラルを取り除いた水でないと、お掃除に使えないということになります。
そういう風土のところでは、液体合成洗剤は、かなり手助けになるでしょう。
その場合でも、今私たちが思っているよりはるかに薄めて使うように、
カレンさんは繰り返し、注意を促しています。

本の感想を頂くときに、
     「どうして液体合成洗剤も使えるような言い方でレシピを載せたのか」と
お叱りを受けることがあります。もちろん、その通りです。
液体合成洗剤を悪者にして追放するのは、
翻訳の際にでも意図すればできなかったことではありません。
でも、私は上記のような説明をしたあと、
翻訳チームの中でも長い長い討論があったことをお話します。
フェアであることとは、できるだけオープンに情報をお伝えすることだと思います。
「こっちに来て欲しいナ」という呼びかけに、皆さん、納得して応えてほしいからです。
カレンさんは、「選ぶのはあなたですよ」と、本当に繰り返して何度も呼びかけるので、
原書を読んでいると、ときにくどいな、と思うことさえありましたが、それでもやはり、
今となっては私も同じように呼びかけていることに気づいて苦笑します。
でも、まあ、つまりは(^^)、そういうことなのです。

            長くなってゴメンナサイ。多少はお答えになりましたでしょうか。(^^)ゞ

( 女性:30代 )