05：オーガニックコットン・スローニットの帽子B

有機栽培された綿花をひとつひとつ手で摘み、手紡ぎした肌ざわりのよいやわらかい糸を“ゆ創り”(ゆっくり)と手で編みました。（写真では表現しきれないのですが…）手にとった瞬間、そのほんわりした優しさに心がほころびます。身につけたとき、その柔らかさとほのかな暖かさにやすらぎを感じます。…それは、栽培からできあがりまで機械を使わず“人の手”だけを経て、時間をかけてつくられているから…たったそれだけのことなのに、こんなにも大地の命が感じられます。

スローニット作家の“iiryn（いいりん）”さんの手による、糸を途中で切らずに編みあげた可憐な模様編み。今回のシリーズでは『花』をモチーフにした透かし編みをテーマにしています。飾らない生成の手紡ぎ糸のおかげで、甘すぎないしっとりしたニットです。ありそうでなかったオーガニックコットンのスローニット、とにかく気持いい?素材です！(^^) ぜひ、春?秋にかけてのお召し物のアクセントにどうぞ！

★着用した写真がなくてゴメンなさいm(__)m　かぶった感じは“03：オーガニックコットン・スローニットのブリムつき帽子”とほとんど一緒で、ブリムのところがフリフリの編み終わりになっています。すこし着こなしが難しそう？！…でも、花の冠をかぶったみたいに可憐なので、ジーンズにＴシャツ！みたいなラフな装いが、ステキになりそうです(^^)　お花のモチーフの真ん中に、貝のビーズをあしらっています。

★化学肥料や農薬、枯葉剤、加工段階の薬品などは使われていないので、着古してくたびれてしまったら、土に埋めてください。大地に還り、また私たちを育んでくれる良い土になります。

【作家紹介】iiryn（いいりん）
スローニット作家。手が編み出すここちのよい作品づくりの傍ら、2004年冬から代々木公園近くのイタリアンレストランでテキストや編み図のない『スローニット・カフェ』を毎週開催。かぎ針や棒針というプリミティブな道具で手作りの豊かさを愉しむ時間をプロデュースしている。作家名は、湿潤な森林に暮らす人々が生みだす生活作品をイメージして名付けたとのこと。

編み地のアップです！

レビューはまだありません。