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話題1168 | ■グリセリンについて 京香 2006/11/25(土)00:38

こんにちは。重曹生活のススメの本を参考に、重曹とグリセリンで歯磨き粉を作ろうとしています。
そこですごく基本的な疑問があるのですが…;
私が薬局で入手したグリセリン、説明をよく読むと「浣腸など外用のみ使用、内服はしないでください」と書かれていました。
グリセリンでも内服できるものとできないものがあったのでしょうか?
それともグリセリンは1種類しかなく、歯磨きに使うくらいの少量なら大丈夫ということなのでしょうか…;
2歳の子どもが、大人の真似をして歯磨き粉を付けたがっているので、安全なものを作ってチューブに入れてあげたいなって思っています。
どなたか教えてくださいよろしくお願いします。

( )


投稿10 | ■Re9:グリセリンのLD50とTDLo らぎー 2008/2/27(水)02:01

元研究者の薬剤師さん、こんばんはー、
皆さんこんばんはー、らぎーです。

> 日本薬局方のグリセリンでも、LD50とTDLoが存在しているようなので
> 念のためお知らせしときます。
> (製薬メーカーの方などは意味分かりますよね。)

このフォーラムには、いろんな方が来られます。
初心者の方も多いし、製薬メーカーさん関係の人ばかりではないので・・
チョコッと横レスの追加説明を入れさせていただきますー。

らぎーは、日本語で薬品を勉強したわけではなので、、(英語でしちゃってます)
ちゃんとした日本語訳(?)名(?)は、分かりませんが(すみません)

LD50の意味は、薬品の毒性実験の時、実験の対象になっている動物が、、
半分死んでしまった時の量です。(Lethal Dose 50% kill) 

例えば、ある薬品の毒性実験で、100匹のラットちゃんで実験スタート。
薬品を投与し続け、50匹になってしまった時の薬品の量。。て言う事ですね。

薬品はどんなものでもMSDS(安全を確認できるデータを書いたシート)を
作らないといけないし・・
薬になるものは、毒物や劇物や麻薬そして薬に分類しないといけないので、
必ずLD50のデータは存在します。(日本にも同じルールは必ず有るはず)
それだけマウスちゃんや、ラットちゃんは私達の為に実験台になってくれていると言う事ですね。

> マウス LD50 4090mg/kg
> ラット LD50 12600mg/kg

ちなみに、マウスはねずみちゃんで、ハムスターサイズ。
ラットは、同じくねずみちゃんですが・・大きいんですよー
体長20センチ以上はありますねー

体のサイズが違うと、やっぱりLD50の量も変ってきます。
マウスちゃんに比べ、ラットちゃんは3倍頑張れちゃうんですね。

> ヒト TDLo 1428mg/kg

TDLOは、実験の対象になっている動物が、中毒をおこす最低量。
Toxic Dose Lowest
ヒトで数値が出ているところが凄い!
グリセリンを飲んだんですね。どんな症状が出たんでしょうか?

> まぁ、体重10kgの子供の場合、14g飲むと毒性がでますよ、ということです。

LD50の数値で、毒物・劇物ではない事は明らかですよね。
グリセリン・・簡単に言っちゃうとアブラなんです。
どんな脂でも、
例えば・・
揚げ物たーっぷり食べたり、
オリーブオイルたーっぷりかけて食べたり、
脂身の多いお肉(魚も)たーぷり食べたり、なーんてすると・・
分解が追い付かなくて、、大腸から水がーって
要するに下痢ですね(笑)

経口(口から体に取り入れて)で、恐れおののく毒性は
グリセリンには無いですが・・

「グリセリン、ゴクゴク飲と、下痢の元」を合言葉に(笑)

何でも「適量」や「ホドホド」と言うものの存在を再確認ですね。

歯磨き粉に使えるの?
もちろん!ただし、チューブからゴクゴクはダメですよ(笑)

( )


投稿9 | ■グリセリンのLD50とTDLo 元研究者の薬剤師 2008/2/26(火)12:43

日本薬局方のグリセリンでも、LD50とTDLoが存在しているようなので
念のためお知らせしときます。
(製薬メーカーの方などは意味分かりますよね。)
マウス LD50 4090mg/kg
ラット LD50 12600mg/kg
ヒト TDLo 1428mg/kg
まぁ、体重10kgの子供の場合、14g飲むと毒性がでますよ、ということです。

( )


投稿8 | ■のんちゃんさんへ  なお なお 2008/1/5(土)17:12

( のんちゃんさんは投稿7で書きました )
>

>
> えーと、言葉足らずで申し訳ありません。
> もう既に調べたとのことなので、蛇足になるかもしれませんが・・・
> グリセリンにもグレードがあって、
> 「日本薬局方」という文字があるものは、厚生労働省で定めた「医薬品」としての基準を満たしているということです。
> つまり、シロップなどの甘味に使われたりということ・・・内服することも想定されているものです。
> 付いていないものは、そのグレードではないということです。
> 医療用グレードでない場合、おそらく、化粧品グレードではないかと思われます。実物を見ていないので断定はしかねますが・・・
> また、中には、グリセリンカリ液の場合もあって、それはアルカリ度が高く、ヒビ・アカギレには使えますが内服には向きません。(ph12もあるものです・・・)
> 原材料がどうのこうのではなく、品質はもとより、そもそも用途が違うのです。
> ですから、お買い求めになった薬局などで最初にきちんと確認することが重要なのです。
> ネットで調べることより、販売店できちんと確認をすることをオススメするのはそのためです。
> 口に入れたり肌に直接つけるものは、「多分大丈夫・・」と、あまり調べず安易に使うことは気をつけられたほうがよいと思います。
> 口に入れることは体に取り込むこと、皮膚につけることは体にも取り込みますし、長時間触れているということになりますので・・・回数が少ない場合や短時間ならダメージがなくとも、段々におかしくなる場合もありますので、念には念を入れて慎重にされるのが、ナチュラルライフを楽しむコツの一つではないかと思います。
> 見分ける目を身につけることも、こういった生活を楽しむための一つのテクニックです。
> 自分で、それが普通にできるようになると、ぐんと生活が楽しくなりますから・・・。
> 長くなりましたが、間に合いましたら、再度ご確認をお願いいたしますね。
> それでは・・・

はみがき粉を作る前にもう一度この「フォーラム・メール」を確認しようと思い、見てびっくり!! のんちゃんさんからの新たなメール内容に、詳しく注意があり、またまた参考になりました。 身体にかかわることだし、きちんと調べるべきだと実感しました。おかげで、また数箇所の薬局をまわり、「日本薬局方」入りのグリセリンを見つけ、薬剤師の方に何度も確認し、安心して歯磨き粉を完成させました。使用後の感想は「思ったより辛くないこと。ヒリヒリしないこと」に驚いています。もう普通の歯磨き粉は使えないのでは・・?とおもうほど 口の中すっきりでした。  のんちゃんさん、的確なアドバイスを何度もありがとうございました。  寒い日がつづきます。お身体にきをつけて。

( )


投稿7 | ■Re6:のんちゃんさんへ  なお のんちゃん 2008/1/4(金)22:56

たびたびこんにちは、 なおさん

> のんちゃんさん、アドバイスありがとうございます。  「日本薬局方」という文字は見当たりませんでしたが、 その名前と製薬会社の名前で検索し、原材料が「やし油 パーム油」と、植物でできているとしり、安心しました。  早速歯磨き粉作りたいと思います。ありがとうございました。

えーと、言葉足らずで申し訳ありません。
もう既に調べたとのことなので、蛇足になるかもしれませんが・・・
グリセリンにもグレードがあって、
「日本薬局方」という文字があるものは、厚生労働省で定めた「医薬品」としての基準を満たしているということです。
つまり、シロップなどの甘味に使われたりということ・・・内服することも想定されているものです。
付いていないものは、そのグレードではないということです。
医療用グレードでない場合、おそらく、化粧品グレードではないかと思われます。実物を見ていないので断定はしかねますが・・・
また、中には、グリセリンカリ液の場合もあって、それはアルカリ度が高く、ヒビ・アカギレには使えますが内服には向きません。(ph12もあるものです・・・)
原材料がどうのこうのではなく、品質はもとより、そもそも用途が違うのです。
ですから、お買い求めになった薬局などで最初にきちんと確認することが重要なのです。
ネットで調べることより、販売店できちんと確認をすることをオススメするのはそのためです。
口に入れたり肌に直接つけるものは、「多分大丈夫・・」と、あまり調べず安易に使うことは気をつけられたほうがよいと思います。
口に入れることは体に取り込むこと、皮膚につけることは体にも取り込みますし、長時間触れているということになりますので・・・回数が少ない場合や短時間ならダメージがなくとも、段々におかしくなる場合もありますので、念には念を入れて慎重にされるのが、ナチュラルライフを楽しむコツの一つではないかと思います。
見分ける目を身につけることも、こういった生活を楽しむための一つのテクニックです。
自分で、それが普通にできるようになると、ぐんと生活が楽しくなりますから・・・。
長くなりましたが、間に合いましたら、再度ご確認をお願いいたしますね。
それでは・・・

( 急に寒い!カイロ買っちゃったよ! )


投稿6 | ■のんちゃんさんへ  なお なお 2008/1/4(金)17:59


>
> グリセリンという文字の上に、「日本薬局方」という文字が入っていませんか?
> 多分、私のと(製薬会社が)同じなので、大丈夫だと思いますが、こういう場合は、購入なさる際、薬局の方に聞くか、直接製薬会社に聞くのが手っ取り早いですよ。
> 直接肌に触れたり、口に含んだりするものですから、安心してお使いになる為にも・・・。
> とり急ぎお返事まで。
のんちゃんさん、アドバイスありがとうございます。  「日本薬局方」という文字は見当たりませんでしたが、 その名前と製薬会社の名前で検索し、原材料が「やし油 パーム油」と、植物でできているとしり、安心しました。  早速歯磨き粉作りたいと思います。ありがとうございました。

( )


投稿5 | ■のんちゃんさんへ  なお なお 2008/1/4(金)17:51

( のんちゃんさんは投稿4で書きました )
> はじめまして、なおさん
> そして皆様も、明けましておめでとうございます
>
> > 私も京香さんと同じような疑問です。  私が買った「グリセリン」は、「ひび・あかぎれ用」です。歯磨き粉に使えるかしんぱいです。普通の薬局で購入し、日本製薬ではなく、 「健栄製薬」さんのもので、(成分分量・1m中グリセリン1ml グリセリン84.0〜87.0%)とあります。  これは歯磨き粉には問題ないのでしょうか? いろいろ調べてもかいけつしません。 アドバイスをいただきたいです。
>
> グリセリンという文字の上に、「日本薬局方」という文字が入っていませんか?
> 多分、私のと(製薬会社が)同じなので、大丈夫だと思いますが、こういう場合は、購入なさる際、薬局の方に聞くか、直接製薬会社に聞くのが手っ取り早いですよ。
> 直接肌に触れたり、口に含んだりするものですから、安心してお使いになる為にも・・・。
> とり急ぎお返事まで。

( )


投稿4 | ■Re3:グリセリン 歯磨き粉について のんちゃん 2008/1/2(水)01:00

はじめまして、なおさん
そして皆様も、明けましておめでとうございます

> 私も京香さんと同じような疑問です。  私が買った「グリセリン」は、「ひび・あかぎれ用」です。歯磨き粉に使えるかしんぱいです。普通の薬局で購入し、日本製薬ではなく、 「健栄製薬」さんのもので、(成分分量・1m中グリセリン1ml グリセリン84.0〜87.0%)とあります。  これは歯磨き粉には問題ないのでしょうか? いろいろ調べてもかいけつしません。 アドバイスをいただきたいです。

グリセリンという文字の上に、「日本薬局方」という文字が入っていませんか?
多分、私のと(製薬会社が)同じなので、大丈夫だと思いますが、こういう場合は、購入なさる際、薬局の方に聞くか、直接製薬会社に聞くのが手っ取り早いですよ。
直接肌に触れたり、口に含んだりするものですから、安心してお使いになる為にも・・・。
とり急ぎお返事まで。

( 急に寒い!カイロ買っちゃったよ! )


投稿3 | ■グリセリン 歯磨き粉について なお 2008/1/1(火)10:29

私も京香さんと同じような疑問です。  私が買った「グリセリン」は、「ひび・あかぎれ用」です。歯磨き粉に使えるかしんぱいです。普通の薬局で購入し、日本製薬ではなく、 「健栄製薬」さんのもので、(成分分量・1m中グリセリン1ml グリセリン84.0〜87.0%)とあります。  これは歯磨き粉には問題ないのでしょうか? いろいろ調べてもかいけつしません。 アドバイスをいただきたいです。

( )


投稿2 | ■のんちゃんさんへ 京香 2006/11/26(日)00:55

とても分かり易く詳しいご返答をありがとうございました。
おっしゃる通り私が購入したものは「日本薬局方」のグリセリンです!
歯磨きには問題のないグレードとのこと、
またグリセリンは少量飲み込んでも身体が分解できるものだと知り、安心しました。
(アレルギーの件も了解しました)

グリセリンには色々なグレードがあるんですね…私が買った薬局店は
かなり大きなところにも関わらず、グリセリンはこの製品一種類しか置いてありませんでしたー。なので、なおコレが使えることが分かって嬉しかったです〜。

そうですよね、歯磨きは「内服」とは違いますよね…日本語ムズカシイ

> そのうち、使用方法のところに、「歯磨き剤にも使えます」なんて書いてもらえるような、それが、ごくごく普通の方法になるとステキですよね。

ほんとに、そうですよねーー!!!それが「普通」な時代が早く来て欲しいですっ

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投稿1 | ■Re0:グリセリンについて のんちゃん 2006/11/25(土)21:47

こんにちは、京香さん

> そこですごく基本的な疑問があるのですが…;
> 私が薬局で入手したグリセリン、説明をよく読むと「浣腸など外用のみ使用、内服はしないでください」と書かれていました。
> グリセリンでも内服できるものとできないものがあったのでしょうか?
> それともグリセリンは1種類しかなく、歯磨きに使うくらいの少量なら大丈夫ということなのでしょうか…;
> 2歳の子どもが、大人の真似をして歯磨き粉を付けたがっているので、安全なものを作ってチューブに入れてあげたいなって思っています。
> どなたか教えてくださいよろしくお願いします。

製薬会社によって、原材料が色々と異なるようです。(私のグリセリンはパームヤシ油が原材料でした。これは記載されている製薬会社に問い合わせれば教えてもらえます(^_^)v)
また、医療用のほか、精製グリセリンとか化粧用や食品添加物用などもあるようです(私は見たことないのですが・・・・)。
グリセリンの合有量のパセンテジが少し違うのですが、どれも「グリセリン」と「精製水」が主成分です。
薬局で求められたなら、多分、日本薬局方のものではありませんか?
そうなら、医療用グレードなので、歯磨きに使うことは問題のないグレードのものです。
記載がなければ、お求めになった薬局で確認してみてください。
最近は普通になってきた(でも、世間ではまだまだ知名度が低いかも・・・・?)グリセリンを歯磨きにすると言う方法は、メジャーな使い方ではないので、記載されてないことがほとんどですね。
そのうち、使用方法のところに、「歯磨き剤にも使えます」なんて書いてもらえるような、それが、ごくごく普通の方法になるとステキですよね。
歯磨きに使うのは、うがいをして外に出すと言う作業が基本なので、厳密には「内服」には当らないですね。歯磨きでうがいしきれずにほんの少量飲み込んだとしても・・・市販の歯磨き剤に入っている化学物質の種類から考えれば格段に安全なものだと思いますヨ(^_^)v
体内に入った場合、アルコール類の一種であるグリセリンは、砂糖と同じような過程を経て分解されますので、心配ありません。

ただ、私の周囲の人にはいませんが、まれにアレルギーになる人もあるようなので、パッチテストをしてあげてからお使いになってあげてくださいね。

とり急ぎお返事まで。

( 久々に、服を重ね着しました!ちょっと寒くなったね! )