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話題1334 | ■リンス みーさん 2010/7/6(火)16:26 | |
重曹とクエン酸とグリセリンが我が家にあるのですが、髪の毛の手作りリンスを作れるでしょうか? ( 重曹生活、初心者です ) |
投稿4 | ■Re1:リンス みーさん 2010/7/7(水)13:47 | ▲ |
( chemistさんは投稿1で書きました ) > ( みーさんさんは話題1334で書きました ) > > 重曹とクエン酸とグリセリンが我が家にあるのですが、髪の毛の手作りリンスを作れるでしょうか? > > 横やり失礼します。 > 結論から言って、絶対に出来ません。化成品が嫌ならリンスを諦めるしかありません > と、いいますのも、化成品しかリンスに出来ないからです > それっぽいもの、ならば知りませんけれども > > まずは、石けんの原理を復習します > 石けんは分子の中に油にくっつきやすい部分と水にくっつきやすい部分をもっています。このうち水にくっつきやすい部分は-に帯電しています。傾向として、人体の表面は-に帯電する方向に少しだけ偏っていますから、油ヨゴレは石けんに抱き込まれると(仲のいい者同士向き合うので石けんは油にくっつきやすいほうを中にしてヨゴレを包みます)-同士反発して戻ってきません。 > リンスはこの+-を逆にしたもので、ヨゴレがないときに使うとコーティング(+-は引き合いますからね)になり髪を保護するものです。合成洗剤とリンスの裏を見比べると、それぞれ陰イオン系界面活性剤と陽イオン系界面活性剤と書いてあります。これは一般的に化学合成するしかありません。ちなみに医療現場などで使われる逆性石けんは、本質的にリンスと同じです > > しかし、なぜ「手作り」する必要があるのでしょうか > 趣味…それはもう、趣味ですから理由はいらないでしょう(自分の趣味には同じことをいいます) > 化学薬品がいや…グリセリンは石油からも作ります。動物性脂肪に由来するものもありますが、分別できるかと言われればさてどうなのやら。 > 過敏症をお持ち…化学と医療の専門知識を持ったところに当たられるべきです。こちらのサイトに限らず、「ナチュラルな生活」系のサイトでは大学から院にかけて化学を専攻した身としては腹立たしくなる様な不見識が散見されます。 > > 余談ですが、こちらの代表の方の昨日出演されたNHKの番組での発言には呆れました。あまりにも知識が少なく非科学的です とても難しいですね。 手作りは趣味です。 ( 重曹生活、初心者です ) |
投稿3 | ■Re2:リンス みーさん 2010/7/7(水)13:43 | ▲ |
( ioさんは投稿2で書きました ) > みーさんさん、こんにちは。 > 地球に優しいフォーラムにようこそ。 > > > 重曹とクエン酸とグリセリンが我が家にあるのですが、髪の毛の手作りリンスを作れるでしょうか? > > シャンプーはどんなものをお使いでしょうか。 > 石けんをお使いでしたら、クエン酸で、それをすすぐ(=リンスする)仕上げ剤を、 > 手作りしていただけると思います。 > > 一番簡単な方法は、洗面器のお湯にひとつまみ、 > クエン酸を溶かして髪をすすぐことなので、 > そこからお試しになってはいかがでしょう。 > > 市販の自然派リンスの中には、 > クエン酸溶液にやさしい香りやとろみを付けて、 > 使い心地をよくしているものを見かけます。 > > あと、お酢(安い穀物酢でOKです)にハーブや精油で香りをつけ、 > 洗面器のお湯におちょこ1杯溶いてリンスする(石けんをすすぐ)のもおすすめです。 > > ご参考になれば幸いです。 > ではでは。また。 ぜひ試してみます。 今は、メリットのシャンプーがあるので、それを使い終わったら自然派シャンプー購入予定です。 37年間、掃除や片付けをしたことのない私が、なぜか掃除にはまり手がボロボロになってしまいました。 図書館で偶然、重曹の本を見つけて、このHPに出会いました。 早速、トイレ掃除をビネガー水でしてみたところ、黄ばみが浮いてきてるんです。 感激です。 ( 重曹生活、初心者です ) |
投稿2 | ■Re0:リンス io 2010/7/7(水)04:56 | ▲ |
みーさんさん、こんにちは。 地球に優しいフォーラムにようこそ。 > 重曹とクエン酸とグリセリンが我が家にあるのですが、髪の毛の手作りリンスを作れるでしょうか? シャンプーはどんなものをお使いでしょうか。 石けんをお使いでしたら、クエン酸で、それをすすぐ(=リンスする)仕上げ剤を、 手作りしていただけると思います。 一番簡単な方法は、洗面器のお湯にひとつまみ、 クエン酸を溶かして髪をすすぐことなので、 そこからお試しになってはいかがでしょう。 市販の自然派リンスの中には、 クエン酸溶液にやさしい香りやとろみを付けて、 使い心地をよくしているものを見かけます。 あと、お酢(安い穀物酢でOKです)にハーブや精油で香りをつけ、 洗面器のお湯におちょこ1杯溶いてリンスする(石けんをすすぐ)のもおすすめです。 ご参考になれば幸いです。 ではでは。また。 ( ) |
投稿1 | ■Re0:リンス chemist 2010/7/7(水)03:16 | ▲ |
( みーさんさんは話題1334で書きました ) > 重曹とクエン酸とグリセリンが我が家にあるのですが、髪の毛の手作りリンスを作れるでしょうか? 横やり失礼します。 結論から言って、絶対に出来ません。化成品が嫌ならリンスを諦めるしかありません と、いいますのも、化成品しかリンスに出来ないからです それっぽいもの、ならば知りませんけれども まずは、石けんの原理を復習します 石けんは分子の中に油にくっつきやすい部分と水にくっつきやすい部分をもっています。このうち水にくっつきやすい部分は-に帯電しています。傾向として、人体の表面は-に帯電する方向に少しだけ偏っていますから、油ヨゴレは石けんに抱き込まれると(仲のいい者同士向き合うので石けんは油にくっつきやすいほうを中にしてヨゴレを包みます)-同士反発して戻ってきません。 リンスはこの+-を逆にしたもので、ヨゴレがないときに使うとコーティング(+-は引き合いますからね)になり髪を保護するものです。合成洗剤とリンスの裏を見比べると、それぞれ陰イオン系界面活性剤と陽イオン系界面活性剤と書いてあります。これは一般的に化学合成するしかありません。ちなみに医療現場などで使われる逆性石けんは、本質的にリンスと同じです しかし、なぜ「手作り」する必要があるのでしょうか 趣味…それはもう、趣味ですから理由はいらないでしょう(自分の趣味には同じことをいいます) 化学薬品がいや…グリセリンは石油からも作ります。動物性脂肪に由来するものもありますが、分別できるかと言われればさてどうなのやら。 過敏症をお持ち…化学と医療の専門知識を持ったところに当たられるべきです。こちらのサイトに限らず、「ナチュラルな生活」系のサイトでは大学から院にかけて化学を専攻した身としては腹立たしくなる様な不見識が散見されます。 余談ですが、こちらの代表の方の昨日出演されたNHKの番組での発言には呆れました。あまりにも知識が少なく非科学的です ( 化学者です ) |
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