地球に優しいフォーラム / 話題302

話題302 \| ■紙魚の駆除法ってありますか？たき② 2002/6/20(木)12:41
( 新米主婦です )

投稿3 | ■Re0:紙魚の駆除法ってありますか？のんちゃん 2003/8/21(木)13:53

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こんにちわ、たき②さん、ｉｏさん、＠おかヤンさん、みなさん。

ワタクシ、大学の図書館に勤めておりましたが、そう、これはねー本当に困るんです。
お蔵入りしている本は、書庫の中で、温度と湿度が保たれているのでさほどでもないのですが、開架図書はよくわきます。たとえ、閉架図書でも数が多くないだけで、一旦外に出すと急に元気になり、どんどん繁殖します。
私の勤めていた大学図書館では、大切な本に限ってですが、本の冊数を決めて（分類番号○番～○番といったように）外に運び出し、全員でぱらぱら～とめくって虫干しします。
ひたすら、全部やり終えるまで、この単純作業の繰り返しなんですね・・・・・。１冊およそ数秒・・・・でも、半日もやれば次の日は筋肉痛です・・・。

何万冊あるか分からない図書館の本には不向きですが、私が家でやっている方法で、結構いいよというのを紹介させて頂きますと・・・・。

まず、縁側とか、ベランダとか、玄関でもいいんですが、そこそこ広いスペースを確保してください。下には新聞か、レジャーシートなどをしいて下さい。
本を９０度以上。１８０度以内に広げてどんどん立てていってください。（この時、上下逆さまに置くといいようです。）
そのまま半日くらい放置してください。
できれば、日あたりがよく、風通しが多い場所が望ましいのですが、玄関を開けっ放しにできないし、そういう場所が確保できない場合は、扇風機で軽く風を送ってあげて下さい。
その間に紙でしおりを作ります、もう、コピー用紙でも何でもいいんですが、そこにエッセンシャルオイルを垂らします。
ここの、レシピにのっている虫除けのエッセンシャルオイルはいいと思います。
私はラベンダーでしかやったことがないのですが、効果は高かったです。
乾いたらそれを虫干しの終わった本にはさんでください。
ハリーポッターくらい分厚い本だったら、２枚くらいはさんでください。
もし、フェンネルをお持ちの方がいらっしゃったら、その葉っぱをティッシュではさんで押し花の要領で本にはさんでおいても効果が高いです。

平安時代の人はふみを香で焚き染めていたというでしょう？
これ、すごく、駆除に役立っていたんです。
だからおいしい（？）和紙でも現存していたりするんです。
さすがに現代、香炉を持ってる人自体ほとんどいませんけど、これは利用できるとおもいます。

で、処理の終わった本は、必ず処理の終わってない本と分けておいてください。
それを入れる本棚には、スプレーに水かアルコールを入れたものにエッセンシャルオイルを垂らしたものをフリフリして、しゅっとスプレーしておいてあげて下さい。
その後、しっかり乾燥させるため、本棚にも扇風機の風を送っておいてあげて下さい。
で、ここで一工夫なのですが、未使用の割り箸を本棚の奥に一列、横に並べておいてください。
すると、本をおくとき、本が割り箸にぶつかって、奥に隙間ができるので、湿気てしまわず、カビも虫もわきにくくなります。この割り箸にオイルを垂らすのもいいでしょう。（香りが平気な方は・・・ですけど）

注意することは、これはあくまで年に１～２回のことなのでいいですが、本は太陽光に当てると色もあせるし、あまりよいことではないので、度々するのはおやめください。

と、こんな具合です。

( やっと夏？ )

投稿2 | ■私も・・・おかやン 2003/8/21(木)00:18

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初めまして千葉から＠おかやンと申します。
今、私の六畳部屋はえらいことになっております。
紙魚です。一月ほど前に図書館からちょっと古い本を借りてきたあたりから
本棚の本という本、また紙という紙全てに紙魚がわくようになったのです。
そして更に畳にも這い始め、今では一日に多い時で約150匹もガムテープで捕まえている始末です。晴れた天気の良い日にバルサンも試してみたのですが、2、3日するとまた徐々に増えてきて現在のところ効果的な駆除方法がありません。
直接的に害があるわけではないのですが、さすがにこれだけ沢山いるとホントに気持ち悪くて毎日憂鬱で困ってます。
もしどなたか効果的な方法をご存知であれば是非ともアドバイスいただきたいものです。
（紙の箱、CDのケース、名刺等なんでもついてます。）

( 千葉県在住 )

投稿1 | ■梅雨が明けたら。。。 io 2002/6/30(日)13:45

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たきさん、こんにちわ。
みなさん、こんにちわ。

たきさんのおうちでは紙魚が出て大変、とのこと、
ざっと調べてみましたが、昔ながらの方法以外にあまり抜本的解決策はないようです。
そう、つまり、「虫干し」です。(^^)

梅雨が明けたら、何日か連続で晴れている日の午前中から作業開始。
家中の本や衣服を、直射日光ではなく、風を通すように陰干しにしてまわります。
この日は、物干しから木箱まで、台になるもの大活躍。にぎやかに陳列します。

京都の古寺や図書館、博物館などで、よくこの虫干しの時期に、
どうせ棚ざらえして並べるんなら、と一般公開をする例を見かけますね。
平安時代の衣や、貴重な古文書などが見られるチャンスですが、
結局これも、衣服や書籍の維持管理のために必要不可欠の作業とか。

あと図書館の方によると、本類は２、３年に一回、
煙燻、つまり煙でいぶす作業をすると万全、とのことです。
バルサンをたいても、紙魚の場合、数匹死骸が見つかる程度らしいので、
過激なわりにあまり効果的ではないかもしれません。

本に付く紙魚は、製本で本の背に用いられる糊を食べているそうです。
今は化学系の糊が増えたので、昔ほど「美味しく」はないようですが、
それでもまだ古い書物には発生するでしょう。
なら最初から糊に紙魚が食べられないような毒を混ぜればいいか、というと、
それも、ねえ。。。(^^;

湿気を取って、自然な害虫忌避剤を用いる、
少し手間はかかりますが、
それが結局は人の体にも地球にも優しい、
一番の対策でしょうか。昔の人のように、
虫干しを楽しい行事にしてしまうというのもいいテですね。

たきさん、ご参考になりますれば幸いです。
他にご経験のある方、いらっしゃいましたら、
どんどんご意見お寄せ下さい。
あと２、３週間で雨がちの季節も終わりますね。(^^)
歌や歳時記にも登場する虫干し、
現代の私たちもゆったりと受け継ぎたいものです。

( 30代・女性 )