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話題754 | ■酸性・アルカリ性洗剤が使えない? 家事初心者です。 2004/10/30(土)06:21

はじめまして。初めて書き込みをさせていただきます。
このサイトに出会い、非常に勉強をさせていただいております。
そしてエコ掃除を志し始めたのですが、いきなり動けなくなってしまいました。
便器や浴槽の取り扱い説明書に、

「アルカリ性・酸性の洗剤は使わないでください」
「中性洗剤を使ってください」

と書いてあったのです。(表面のコーティングが取れてしまうからのようです。)
これで「ガクッ」っとなってしまったんですが、このような注意書きをされているもの
でも重曹&クエン酸掃除はできるのでしょうか。実際みなさんはされているのでしょうか。

もし、基本的にはダメで、「中和」という方法を使っておられるとしたら、
どれくらいの重曹にはどれくらいのクエン酸を・・・という量や、
何分以内に中和しないとダメか、ということがわかりません。
(酢酸なんか、かけた途端に表面を溶かす反応が始まるような気がするんですが・・・)
使用箇所をよく水で流す、ということも考えているのですが・・・。
初歩的な質問であったらすみません。教えてください。

( )


投稿3 | ■Re0:酸性・アルカリ性洗剤が使えない? 家事初心者です。 2004/11/2(火)11:23

のんちゃんさん、ioさん、どうもありがとうございました。
レスが遅れてすみませんでした。

のんちゃんさん

メーカーさんに問い合わせたところ、浴槽の材質は人造大理石、便器は陶器と樹脂、表面の加工は企業秘密、ということでした。
何度もこのフォーラムでみかけた名前だったので、(>人造大理石)
びっくりしました。材質を調べるというのは大事なのですね。
それで、使用できるかどうか聞いたのですが、両方「わかりません」とのことでした。

>基本的に、重曹の研磨効果はとても穏かで、プラスティックの容器を洗っても大丈夫なので、浴槽、便器などは大丈夫なことが多いです。
また、酢酸ですが、自分で薄めて使うので、かなり濃度が薄い状態から始めてみるという手もあります。

なるほどです。やってみます。

>我が家はお風呂と洗面台は人造大理石なので、同じように説明書に「中性洗剤を使ってください」と書かれていましたが、普通に重曹・酢酸をお掃除に取り入れています。

勇気が出ました。

>入浴材などは重曹を基材にして作っていることも多いので、おそらくは大丈夫だと思います。

そうなんですか・・・。知りませんでした!ためになります。

少しずつ、実験しながら進めてみようと思います。参考になる方法、体験をありがとうございました。


ioさん

>アンモニアのおかげで重曹どころではない強アルカリ状態に転じています。
>弱酸性から弱アルカリ性のpHレンジに耐えられないなら、
お風呂に使う素材としてそもそも不合格ということになります。

ほ、ほんとうですね・・・。よく考えてみればそ、その通りです・・・!
目から鱗です。

>さらに、強い研磨剤を使わない、早く水で流してしまって何かの物質をそこに残さないということも

そうですね。そうしようと思います。

>重曹は水に溶いた状態で使い、研磨剤として使わないということ、
仕上げにビネガーリンスする際は、クエン酸ではなく、うすめた酢酸を使うこと、

わかりました。その通りにしてみます。

詳しい解説・方法をありがとうございました。

  
  
うすーい酢酸&重曹から初めてみようとおもいます。
再びエコ掃除への野望が沸いてきました。
お二方、心強いサポートをありがとうございました。
お二方のレスを読んで、エコ掃除=自分で考える、ということなんだなぁと感じました。まだまだですが、修行したいと思います。

( )


投稿2 | ■Re0:酸性・アルカリ性洗剤が使えない? io 2004/10/31(日)13:56

家事初心者さん、こんにちわ。
地球に優しいフォーラムにようこそ。

> でも重曹&クエン酸掃除はできるのでしょうか。実際みなさんはされているのでしょうか。

よくある記述ですよねー、「中性洗剤を使ってください」
ガクッときたとのこと、よくわかりますー。(^^)

こんなとき、私はいつも、
その場所で人間が活動した結果、環境に与えるものはなにか、
ということを考えます。お手入れの方法ではなく、実際に浴槽や便器は、
どういう性質のものが来ることを想定して作られているか、ということです。

たとえば、便器にはオシッコなどがかかるわけですが、
オシッコ自体、中性だろうかということを落ち着いて考えてみるわけです。
いいえ、そんなことはなく、多くの場合弱酸性、時にわずかにアルカリに傾いていることもあります。
それが便器の中に残って、いわゆるトイレの汚れや臭いに変わる頃には、
アンモニアのおかげで重曹どころではない強アルカリ状態に転じています。
つまり、その程度のpHレンジに耐えられない便器なら(そんなはずはありませんが(^^))、
そもそもトイレに使うのに適していないということです。

浴槽もそうです。まず、メーカーさんに、コーティングも含めた、
もっと詳しい浴槽の耐性チェックの結果をお問い合せになるのがいちばんですが、
入浴剤や石けん、シャンプー、リンスといった人間が使う程度の、
弱酸性から弱アルカリ性のpHレンジに耐えられないなら、
お風呂に使う素材としてそもそも不合格ということになります。

たぶん、できるだけ用心した市販洗剤の選択が、中性洗剤という表現になるのでしょう。
さらに、強い研磨剤を使わない、早く水で流してしまって何かの物質をそこに残さないということも、
ものを大事にして、長持ちさせるという点では、意味のある選択だろうと思います。

そこで一般的にアドバイスできる、自然で、さらにおだやかな方法としては、
重曹は水に溶いた状態で使い、研磨剤として使わないということ、
仕上げにビネガーリンスする際は、クエン酸ではなく、うすめた酢酸を使うこと、
この2点が挙げられるのではないかと思います。

つまり重曹は、汚れを化学的に中和分解する働きだけを利用します。
ビネガーは、クエン酸だとその場に残る可能性から酸の効かせすぎ、ということもあり得ますので、
食酢や薬局の酢酸を1〜2%にうすめてお使いになるといいと思います。
それならあとに残る心配はありませんので。

ふだんこまめにお手入れしていれば、上記のような用心深いやり方だけで、
あとは最新の優れたコーティング剤が汚れを防いでくれるのでしょう。
私たち生活者がさらにさらに楽になるように、
メーカーさんも日々がんばっているのですねー。ありがたいことです。(^^)

( )


投稿1 | ■Re0:酸性・アルカリ性洗剤が使えない? のんちゃん 2004/10/30(土)11:24

こんにちわ 家事初心者です。さん

まずは、素材が何であるかという事がわからないので、勝手なことは言えないのですが、例えば
話題465 | ■人造大理石のお風呂に重曹はダメ?!
などを参考にされてはいかがでしょうか?
メーカーさんに問い合わせてみると言う手もあると思います。(一番確実だと思います)
基本的に、重曹の研磨効果はとても穏かで、プラスティックの容器を洗っても大丈夫なので、浴槽、便器などは大丈夫なことが多いです。
また、酢酸ですが、自分で薄めて使うので、かなり濃度が薄い状態から始めてみるという手もあります。
我が家はお風呂と洗面台は人造大理石なので、同じように説明書に「中性洗剤を使ってください」と書かれていましたが、普通に重曹・酢酸をお掃除に取り入れています。
以前、タイルの目地を掃除した時、飛び散っていたのに気がつかなかったところがシミになっていますが、ナチュクリに変えてからはそういうこともなく快適です。

入浴材などは重曹を基材にして作っていることも多いので、おそらくは大丈夫だと思います。

また、このフォーラムでは検索機能がついておりますので、「お風呂」「掃除」など、キーワードを入れていただくと、上記以外のものにもたどり着けますので、是非ご活用お願いいたします。
では、、どうなったか結果など、またおまちい致しておりますね。m(__)m

( 讃岐では「ちいさい」のことを「ちょんまい」と言う・・ )