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話題773 | ■固形の石鹸 ぺらぺら 2005/1/7(金)15:45

はじめまして。
いつか、赤星先生がNHKだかにご出演されて、
あわあわ洗濯をご紹介していらしたときから
せっけんの洗濯に興味を持ったものです。
でも、今日は体を洗うほうの質問でお邪魔しました。

粉石けんでの洗濯は数ヶ月以上やっているのですが、
このごろ、浴用石鹸をとろとろせっけんを作る要領で
液体にして髪と体を洗うようになりました。
もちろん、ベストは香料もなにも、よけいなもののない
純度の高いせっけんを使ってやってこそ、なのでしょうが、
我が家では、もらい物の固形の石鹸がころころしているのに
気がついて、それの処理とおもってはじめたのです。
調子はいいようです。冬で乾燥してるのにフケがでませんもの。

でも、粉せっけんに対して合成粉石けんがあるように、
浴用(人体用)の固形せっけんも、合成と天然があるような気がするのです。

一般に言う浴用の石鹸は、天然なのでしょうか、合成なのでしょうか。
パッケージの原材料名を見てもよくわかりません。

( あと何個あったっけ、もらい物のせっけん )


投稿8 | ■Re7:ごぶさたしておりました のんちゃん 2005/2/4(金)15:43

こんにちわ ぺらぺらさん
こんにちわ 皆様


> ・エチドロン酸4Na

金属封鎖剤や、安定剤として使われている、毒性は低い水溶性のものなんですね。
石けんのほか、化粧品などにもわりとスタンダードに使われているみたいですね。


> ・ペンテト酸5Na

これは、まさにキレート剤ですね。石けんの泡立ちをよくするためですね。よろしかったらこちらのフォーラムで「キレート」で検索してみてください。ほかにもいくつか代表的なものがあがっていたと思います。
>
> ふと思ったんですけど、「石けん素地」がそもそも
> 中身が何なのか、気になりますね。

こちらでリンクしております「石鹸百科」さんでも、基礎のところの石けんの見分け方で載ってますので参考にしてみてくださいね。
簡単に言うと、石けん素地というものは、基本的に油脂と水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)→固形石けん、や水酸化カリ(苛性カリ)→液体石けん、を反応させて作った、石けんそのものです。
それを、メーカーさんによって(塩析したり油脂を先に化学的に処理するものもアリ!)純粋に石けん成分のみ取り出したものです。
洗浄成分そのもの!と言ったところでしょうか。
これを元にして、金属封鎖剤や香料、色素などなど・・・メーカーさんによって色々加えて一般の「石けん」が出来上がる訳です。
この、石けんに使っている油脂なども、メーカーさんに問い合わせれば何の油脂かを教えて頂けますので、気になるようでしたらやってみられる事おすすめします。(メーカーさんの姿勢が分かります・・・)
最近は、市販のものはココナツオイルの配合が多いと、その刺激ですぐ分かるようになった私です・・・・。(たまに間違うけど・・・・^_^;)


> 油は何を使っているのか、アルカリが不必要に残ったりしていないかとか。

過剰アルカリ成分はメーカーさんのものではまず残しません。
だって、勿体無いから!>^_^<
というのは、冗談ですが、上記で述べた通り、苛性ソーダなんかが未反応で残ったりしたら火傷してそれは大変なことになりますから、まずそういうことはないです。

> 自然環境が云々というより、知識として中身を知りたい私って変人かしら…

いえいえ、どんどん調べてくださいね。
なにか、新しい事分かりましたら、ぜひとも発表してくださいね。
私自身、自分で石けんを作りはじめてから、その使い心地があまりに違うので突然興味を持って調べ始めたクチなんです・・・・。

ちょっと前までは、家族で一緒に買い物に行くと、洗剤売り場やなんかで立ち止まって商品の裏をじーっと見ている私に「博士、もうそろそろいいですか?」と嫌味を言われてました^_^;
だって、化学物質って、やたら名前は長いし、数字やアルファベットが羅列してあって覚えるのに時間がかかるんだもん・・・・。

今は、気になったら商品名とメーカーだけ覚えて帰って、家でPCでチェックしています。
今もまだ、毒性の高いものわりと普通に出回ってることが一番の驚きです。

ではまた、いつでもこちらにいらしてくださいね。

( 讃岐では「ずるい」のことを「へらこい」と言う・・ )


投稿7 | ■ごぶさたしておりました ぺらぺら 2005/2/4(金)14:47

ごぶさたしておりました、ぺらぺらです。
思うところあって石鹸をひとつあけました。
(浴用とろとろ石鹸つくるより直接こすったほうか早くて
あわ立つことに気がついてしまった。ああ遠回り)

このせっけんの成分は、
・石けん素地
・水
・エチドロン酸4Na
・ペンテト酸5Na
だそうです。

ふと思ったんですけど、「石けん素地」がそもそも
中身が何なのか、気になりますね。
油は何を使っているのか、アルカリが不必要に残ったりしていないかとか。
自然環境が云々というより、知識として中身を知りたい私って変人かしら…

( お風呂洗剤の代替品は難しい )


投稿6 | ■Re5:固形の石鹸、その後+余談 bubu 2005/1/13(木)21:31

ぺらぺらさん、のんちゃん、ioさん こんにちは
みなさん こんにちは

>
> > 最近はメーカーさんも自然志向なのか、大体が「せっけん素地」
> > という字がはいってましたが、ほかの成分名はわからないので、

そうそう、「せっけん素地」って、最近よく見ますね。
香料や、化学物質が入る前のものを石けん素地というのでは。
うちにあるシャボン玉石けん(固形)には「純石けん分(脂肪酸ナトリウム98%)とありました。
なんとなくわかりにくい言い方ですよね。疑いたくなる。
答えになっていなくてすみません。

( 今年もよろしくお願いします )


投稿5 | ■Re4:固形の石鹸、その後+余談 io 2005/1/12(水)11:31

ぺらぺらさん、のんちゃん、こんにちわ。
みなさん、こんにちわ。

> 最近はメーカーさんも自然志向なのか、大体が「せっけん素地」
> という字がはいってましたが、ほかの成分名はわからないので、

どんな単語が入っていますか?
よかったらこちらにカキコどうぞ。(^^)
私たちもあまり複雑な化学名ってわからないのですけど、
それが自然かどうか、安全かどうかくらいは見分けられます。
そのコツ(というほどでもないけど(^^;)も、
ご一緒にフォーラムでおしゃべりできますし。

> よく似ているので、本の分量どおり作ったら、大体八分目できました。
> でも、重かったです。重曹って、意外と重たいですね。

そうですね。私も最初に大袋の重曹を買ったとき、
お米の袋のような感じを想像していたので、
意外に小さいわりにずっしりしていて、
持ち上げて驚いたことを思い出しました。(^^)

( )


投稿4 | ■固形の石鹸、その後+余談 ぺらぺら 2005/1/10(月)20:12

毎度お世話になります。
赤星先生の本で、なんとなく固形の石鹸の原料について
(自分でこういうものをなるべく使おうと思うぐらいには)
勉強してきました。で、自宅のせっけんをみてきたのですが、
最近はメーカーさんも自然志向なのか、大体が「せっけん素地」
という字がはいってましたが、ほかの成分名はわからないので、
あやしくは思いつつも今のストックがなくなったら
そういう心配のないせっけんを使おうと思います

魔法の粉のお風呂クレンザーを試しました。
1000g入りオリゴ糖シロップの空き瓶が、シェーカーボトルに
よく似ているので、本の分量どおり作ったら、大体八分目できました。
でも、重かったです。重曹って、意外と重たいですね。

( arau液体せっけんはすっぱくない梅干のような香り )


投稿3 | ■Re2:天然モノというか合成モノというか のんちゃん 2005/1/9(日)01:25

たびたびこんばんわぺらぺらさん

ご質問の意味、取り違えておりましたスミマセンm(__)m
てっきり、成分そのものの効用といいますか、害といいますか・・・・そういうことを知りたいのかなあと思ったので。
でしたら、ここを覗いてみてください。
こちらでもリンクしています石鹸百科さんのHPですが、こういう意味かしら?

http://www.live-science.com/honkan/beginner/body.html

確かに石鹸だけど、怪しげなものが入っている石鹸・・・・?
って扱いになりますね。
ほかにも、初心者さん向けの情報がいっぱいですので、ゆっくり見て見てください。
(私も、随分お世話になったのです〜・・・今でも、考えすぎて混乱した時はよく行っています)

( 讃岐では「ちいさい」のことを「ちょんまい」と言う・・ )


投稿2 | ■天然モノというか合成モノというか ぺらぺら 2005/1/9(日)01:07

( ぺらぺらさんは話題773で書きました )
ご返答ありがとうございます。

質問をしてから、文脈がなんとなくおかしいのに気がついて、
自分でも調べたら、そういえば過去に食器洗い用にとろとろせっけん
作ったときに、もとのせっけんがせっけん分90何パーセントっていうのをみたし、
アレッポのせっけんとかいうのは、原料の油は全部天然モノだって
…あれれれ。

自分で自分がややこしくなってきました。

たぶん、
「普段浴用石鹸として世の中に出回っている固形の石鹸」の原料として、
なんという物質が使われていれば(表記してあれば)天然物といえるのか、
どんな物質がつかってあるなら(香料とか色素とか以外に)合成なのか、
その辺を質問したかったのだと思います。

ご返答を戴く間に、相前後して赤星先生の本と、「魔法の粉」とビネガーの本が
とどいたので、そこで調べたり、ネットで調べたりして、
まだわからないことがあったら聞きにきます。

ややこしい質問でお騒がせしました。m(__)m

蛇足ながら。
浴用とろとろせっけんは、今のところ割合について試行錯誤しているところです。
使っているビンが100円ショップで買えるドレッシングびん
(むにゅっと押せるやわらかいもの)が360cc入りなので、
あふれない程度のお湯350ccで作ってます。(これで髪と体2回ずつぐらい)
粉にした浴用石鹸をとかすのですが、ベストは、温めなくてもにゅるっと出る
ぐらいです。硬くなっても、暖まっている間に湯船で暖めればゆるくなります。
さっき切れたので新しいのを作ったら、今度はしゃばしゃばになりそうです。
せっけんをすり下ろす作業が最近楽しくなってきました。

( わるいごはびねがー )


投稿1 | ■Re0:固形の石鹸 のんちゃん 2005/1/8(土)22:45

こんにちわ ぺらぺらさん
どこかにあったよなー・・・と探しているうち、レスが遅くなって申しわけありません。
なにせ、このフォーラム、検索機能はついているのですが、「重曹」「石鹸」「酢」の話題は膨大だったもので・・・・ちょっとばかりタイムオーバーですね・・・(などど、遅くなった言い訳をする・・・・^_^;)

話題660 | ■初歩的な質問ですが かえで 2004/4/5(月)00:21> はじめまして。

を見ていただいた上で、検索機能を使って頂いて、「石鹸」で出していただければよく分ると思います。
色々な所に、石鹸の正しい定義(??)が議論されていますので、ぜひとも一度ゆっくりあちこち読んでみてくださいね。
浴用石鹸については私も認識が甘かったので、かなりノーマークな分野でしたが、泡立ちが良いのはほとんどの場合「金属封鎖剤」が配合されているからのようです。
>
> 一般に言う浴用の石鹸は、天然なのでしょうか、合成なのでしょうか。
> パッケージの原材料名を見てもよくわかりません。

でも、この、「一般」という認識自体はかなりな曲者で、うっかりこうだとはいえないですね・・・・実際、ほとんどのものが安全とはいいがたいものですし・・・・。
それに、石鹸というもの自体が、厳密にいえば、例え、手作りだとしても、「苛性ソーダ」と油を化学反応させてつくる、「化学物質」なので、それに更に、色々加えてつくる石鹸の安全性は「?」と言わざるを得ませんね・・・。

パッケージが残っているのであれば、メーカーに直接問い合わせるのが一番手っ取り早いです。
faxかメールで、製品についての説明書を送ってくれますよ。

また、どうなったか是非ご報告くださいね。
成分などももし、分るようでしたらレス下さいね。
こちらのフォーラムは、化学に明るい方も時々いらしてくださるので、お返事聞けるかもしれませんよ。
ではまた(^o^)丿

( 讃岐では「ちいさい」のことを「ちょんまい」と言う・・ )