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話題807 | ■表示 (遊離アルカリ等) について・・・ こがんこ 2005/3/13(日)16:37 | |
皆さん、石けんを深く愛してますね!私もその一人になりたい!! 初めて書き込ませていただきます。 よく石けん表示で、「遊離アルカリ ○%」とありますが、これって、苛性ソーダが反応せずに残っている分ってことですか? 何パーセントから何パーセントまでなら体に安全っていうのはあるのでしょうか? そもそもアルカリが残っていてはだめなのでは・・・? 「石油エーテル可溶分」と「エタノール不溶分」とはなんでしょうか? また水分、純石けん分、遊離アルカリ、石油エーテル可溶分、エタノール不溶分の他に何があるのでしょうか? 石けん商品の裏を見ていて、油と水と苛性ソーダでできているのに表示が全く意味不明で・・・ ご存知の方、教えてください。 ( 最近作り始めました! ) |
投稿12 | ■Re11:そういえば・・・ のんちゃん 2005/4/11(月)11:58 | ▲ |
こんにちわ こがんこさん、見てらっしゃいますか? 皆様もこんにちわ > また塩析について教えてください。 > > P.S カモミール石けん、見てみます。 まだ見れてないのです・・・ > やってみるつもりです。 ありがとう 遅くなってごめんなさい 皆さんに紹介させてくださいと、くんちさんとおっしゃるかたに、お願いをしたりしていたらすっかり遅くなってしまいました・・・。 リンク集のくんちさんのHPに詳しく塩析の方法が載ってますのでご覧下さい。 更新&ギャラリーの、2003年9月に、ラクな塩析の方法が載っています。 ペットボトルで塩析マシーンを作るんですよ〜。 是非参考にしてみて下さいね。 コールドプロセスでは、臭いが残ったり、家庭用に使うには洗浄力がイマイチ・・・なんて時には本当に、塩析はいいですよ。 一度完成した石鹸も、刻んで、煮て、塩水で煮て、塩析装置にかければいけるみたいです。 あまり廃油の出ない我家で、100グラムの廃油石鹸を作って実験して見ました。 500mlのペットボトルで・・・・・。 ちっちゃな石鹸になったけど、(グリセリンとか抜かれるんだから当たり前だけど・・・)市販の石鹸みたいになりましたよ〜。 ああ、もっと大容量でやってみたいっっっ! がんばって廃油溜めよ〜っと! ( 讃岐では「ずるい」のことを「へらこい」と言う・・ ) |
投稿11 | ■そういえば・・・ こがんこ 2005/3/19(土)22:07 | ▲ |
こんにちは、のんちゃんさん みなさん 塩析についての情報ありがとうございます そういえば、廃油石けんを使ったとき、油くさい感じがしました。 それが取れるんですね!!しかも、グリセリンが残るのはとってもありがたいです。 顔を洗ってみたら、てんぷらの臭いが・・・-_-; 私、この石けんを浴用石けんに使っているのです。 今までカサカサだったお肌が、潤ってきてよい感じです。^0^ あまりにもくさいと嫌ですもんね〜 また塩析について教えてください。 P.S カモミール石けん、見てみます。 まだ見れてないのです・・・ やってみるつもりです。 ありがとう ( そろそと石けんの時期が始まる・・・ ) |
投稿10 | ■Re8:混ぜまくるぞぉ〜 のんちゃん 2005/3/17(木)10:14 | ▲ |
あ、付け足しです! > 塩析も、ちょっと意味がないように思えてきました。J-_-L ?? > 手作り石けんは、グリセリンが自然に入っててよいと考えているのに、それをしてしまっては、よいと考えているものすべてが泡・・・ですねぇ。 > これはですね、廃油石鹸を作る時に感じたことなんですが、臭いんです。 例えば、フライや天ぷら、うちでは小魚もよく丸揚げにしちゃうので、その食べ物の臭いが油にうつちゃってるんです。(酸化臭とは明らかに違うんです!!!) 洗濯に使っても、キッチンソープにしても、なんか・・・・精油などで臭いを消してもダメなんです・・・・。 なんか生臭かったり、美味しそう(いいじゃないか!という声も聞こえそうですが・・・)な臭いが・・・・。 で、これでどうだ!と、あちこち調べまくって、塩析をしたらば、石鹸は格段によい物になったんですよ。臭いもほぼ抜けてて、気にならなくなって・・・・。 なので、家事に使う廃油石鹸にのみおすすめなんです。 それでも、家庭で行う塩析では、100%グリセリンは取りきれないです。 市販の物でさえ、釜炊き鹸化方法ではとりきれないということなので、まあ、よしとしましょう! でも、体にも使ってみたけど、過油脂の物と比べると、ちょっと油が取れすぎるかしらとは思いましたが、問題なく使えたので、大丈夫みたいです。(魚の臭いもしなかったしね!) 今度、かなり簡単な塩析法を載せて下さっているサイトを見つけたので、再トライして見る予定です。 その方に、お便り出しまして、試させて下さいとお願いしたら、快くやってみてとお返事いただいたので・・・・。(注意点もたくさん教えて頂きました) 成功後には、またご報告させて頂きますね! ( 讃岐では「ずるい」のことを「へらこい」と言う・・ ) |
投稿9 | ■Re8:混ぜまくるぞぉ〜 のんちゃん 2005/3/17(木)08:35 | ▲ |
こんにちは こがんこさん 皆様もこんにちは > そうか、激しく混ぜまくろう。私は、2分プラス2分の合計4分混ぜて、最終は40分混ぜて合計44分混ぜる方法なんですが、これは皆さん違うのでしょうか? 私は、ここの「ショップ」や「本の紹介」に出ている、前田京子さんの「お風呂の愉しみ」を読んで作り始めたクチです。 なので、それに準じた作り方をしています。 基本は20分くるくるかき混ぜ、ドラマなんか見ていて、途中でやめたくない時は、そのままゆっくりでも1時間かき混ぜたりしています。 今まで、多分100本ちょっと作っていますが、まだまだ、私なんか足元にも及ばない、とっても素敵なソーパーさんたちがたくさんいらっしゃいます。 個人サイトはたくさんありますので、あちこち行ってみられるとまたステキかもしれませんね。 > この時間で、すごいスピードか・・・体力も要りますね。 >'0'< > (同時に運動にもなるかも・・・) 正直、なります。^_^; 久しぶりに作ったりすると、次の日にしっかり腕が筋肉痛・・・・・。 > してました、してました。固まる速度は3回ほど作ったのですが、2回目、3回目のはすごく早くて、かつ、ガリガリして欠けたりして大変でした。 > 切るのはしんどいのでなるべく少し軟らかめの時を狙って切ろうとしているのですが。 > そうなんですね? 気になって、使うにもどうなんだろう??って思ってたんです。 > 一度使ってみます。 > 鹸化中の温度が足りなかったのだと思います。なんせ、真冬の屋外でやったものだから・・・ > かなり厳しい状態でしたが、石けんのほうも厳しくなるなんて。 > 大体どのくらいの温度が必要なんでしょうか? 室内温度なら15度くらいは要るかしら? 俗に、リバッチと呼ばれる方法で、再生できるので、絶対に捨てないで下さいね。 私も、廃油石鹸のときは、時々、「苛性ソーダ多すぎ!」って事あるのですが、そういうときは、ゴム手を履いて(防備はしっかり!)おもむろに、石けんをすりおろします。 そして、お水を足して一晩ほっといて、ふやかして(様子をみながら、足りなければもう少し水を足して)、油を足して(この時は、家事に使うということが前提なので、ココナッツオイルを使うことが多いんですが・・・)お鍋で煮ます。 適当な型に入れて(あくまで無駄が嫌なので、取っておいた豆腐のケースや、バターのケース再利用・・・)あとは、ホカの石けんと同じ、型出しできるようになったらして、乾くまでほって置きます。(粘土みたいにこねて丸い石けんなんかも作れます) また、プチ利用ですが、このとき、なべに残った石けんが勿体無いので、そこにお湯を入れて、重曹を足して、ふきんや台ふきなんかを煮洗いしちゃいます。 スプーンや、汚れたカップを入れることも・・・・とにかく最後まで働いてもらうんです・・・(鬼????) また、適正な量でやっても固くてぽろぽろ崩れる時は、鹸化中の温度が足りないか、水分が足りないかだと思うので、上記のリバッチ方法か、保温をしっかりするようにすれば大丈夫ですよ。 私は、お湯を入れたペットボトルをタオルでくるんで、発泡スチロールの箱の中に放り込んでおきます。(この時、温度ムラがでるとキレイに仕上がらないので、必ず型から離して置きます) それから型出しをすると上手くいきます。 水が多すぎて、最長、1ヶ月、型に入れっぱなしのこともありましたけど、でも、ちゃんと石けんになってました。 私は、この1〜2年、真冬や真夏といった時期は(どうしても、足りなくなりそうだ〜というとき以外)石けんを作っていません。 やはり、春と秋は、作りやすいので、その時期にまとめて作っています。 それ以外のときは、レシピをあれこれ考えて、メモっているんですよ〜。 使わなくなったパソコンラックにずらずらと整列した石鹸達は、なんだかすごい迫力です・・・・・^_^; > そうなんですね。もうしばらく寝かせておきます。 様子をみて、リバッチが必要かどうか見極めてあげてくださいね。 どの石けんも自分が手をかけて作ったかわいい子達ですから、最後まで使い切ってあげましょうね〜(^o^)丿 > > ところで、ホットプロセスで作ると、その日のうちに使える石鹸もアリだけど、 > ガス代がかかりますね・・・ > > 塩析も、ちょっと意味がないように思えてきました。J-_-L ?? > 手作り石けんは、グリセリンが自然に入っててよいと考えているのに、それをしてしまっては、よいと考えているものすべてが泡・・・ですねぇ。 > > > 勿体無かったので、重曹を混ぜて、トイレ掃除やお風呂掃除に使いましたけどね。(貧乏症(T_T)なんですー) > あ、それわかります!私もきっとそうします。(私の中に”破棄”という言葉はないようで。) > > > 分かる範囲の事でしたらいつでもお答えいたしますのでまたいつでもどうぞ! > > うれしいお言葉です!!! > 誰に相談したらよいのかわからない状態だったのですごくうれしいです。 Y'0'Y > のんちゃんさんまではまだまだですよ・・・修行中です。 > ありがとうございました。 いえいえ、私もまだまだなんです。 というか、知れば知るほど、奥が深くて、組み合わせはほとんど無限ですから・・・・。 でも、お互い、楽しみながら、いろいろ作っていきましょうね。 また、ご報告お待ちしておりますね。 以前、とってもお肌によかったカモミールの石鹸のレシピもこちらのフォーラムで紹介したことがありますので、また見てくださいね。(カモミールで検索かけると出てきます) いまだに人気で、友人から「あれ作ってくれ〜」とせがまれます。 ではまた! ( 讃岐では「肩凝り」のことを「けんびき」と呼ぶ・・・・ ) |
投稿8 | ■混ぜまくるぞぉ〜 こがんこ 2005/3/16(水)23:40 | ▲ |
こんにちわ のんちゃんさん 石鹸ファンの皆様、こんにちわ そうか、激しく混ぜまくろう。私は、2分プラス2分の合計4分混ぜて、最終は40分混ぜて合計44分混ぜる方法なんですが、これは皆さん違うのでしょうか? > 私が石鹸を作り初めて、しばらく経った頃に、前田京子さんの講習会に参加した事がありまして、その時、泡立てきを石鹸のタネから出さずに、いや、むしろ、底にくっつけるような感じで、でも、しゃかしゃかとすごいスピードで混ぜられてました。 この時間で、すごいスピードか・・・体力も要りますね。 >'0'< (同時に運動にもなるかも・・・) > 他にも、ああ、こういう所が私と違うなあ・・・と、とても技術的なことが勉強になったんですが、混ぜ方はとても大切だと思います。良く混ぜたものと、そうでないものは同じレシピでもなめらかさが違うように思います。 > どうしてそう思うかと言いますと、その講習会を堺に、私の作る石鹸は失敗もトラブルもなくなって、しかも、質も評判も上がりました。 私も、そうなるようのんちゃんさん目指してやってみます! > キラキラして、切る時にがりっとしたかんじがなかったですか? > phを見る限りですと、析出するほど苛性ソーダを入れたという感じではなく普通だと思うのですが・・・。 してました、してました。固まる速度は3回ほど作ったのですが、2回目、3回目のはすごく早くて、かつ、ガリガリして欠けたりして大変でした。 切るのはしんどいのでなるべく少し軟らかめの時を狙って切ろうとしているのですが。 > 白い粉がついた感じでしたら、それは「ソーダ灰」と呼ばれてるものではないでしょうか? > でしたら気にせず使って大丈夫だと思いますが・・・・・。 > 鹸化中の温度が足りないとよくあります。また、オイルの種類にも関係あるようですよ。 そうなんですね? 気になって、使うにもどうなんだろう??って思ってたんです。 一度使ってみます。 鹸化中の温度が足りなかったのだと思います。なんせ、真冬の屋外でやったものだから・・・ かなり厳しい状態でしたが、石けんのほうも厳しくなるなんて。 大体どのくらいの温度が必要なんでしょうか? 室内温度なら15度くらいは要るかしら? > コールドプロセスで作ったからと言ってアルカリ度が高いということはありません。 > あくまでも、油脂と苛性ソーダの問題ですので、鹸化が終わればそれに見合ったphに落ち着きます。 そうなんですね。もうしばらく寝かせておきます。 ところで、ホットプロセスで作ると、その日のうちに使える石鹸もアリだけど、 ガス代がかかりますね・・・ 塩析も、ちょっと意味がないように思えてきました。J-_-L ?? 手作り石けんは、グリセリンが自然に入っててよいと考えているのに、それをしてしまっては、よいと考えているものすべてが泡・・・ですねぇ。 > 勿体無かったので、重曹を混ぜて、トイレ掃除やお風呂掃除に使いましたけどね。(貧乏症(T_T)なんですー) あ、それわかります!私もきっとそうします。(私の中に”破棄”という言葉はないようで。) > 分かる範囲の事でしたらいつでもお答えいたしますのでまたいつでもどうぞ! うれしいお言葉です!!! 誰に相談したらよいのかわからない状態だったのですごくうれしいです。 Y'0'Y のんちゃんさんまではまだまだですよ・・・修行中です。 ありがとうございました。」 ( 石けんを思う1日・・・ ) |
投稿7 | ■Re6:ありがとうございます!! のんちゃん 2005/3/16(水)16:53 | ▲ |
こんにちわ こがんこさん 石鹸ファンの皆様、こんにちわ > のんちゃんさん、とっても詳しく、また経験からの話し、ありがとうございます。^0^ > そうなんですねぇ。よく混ぜないといけないけれど、混ぜすぎるのも駄目なのですね。 いえ、言葉のあやですが、混ぜすぎるくらい混ぜた方が実は良い石鹸になります。(経験上) ひたすら混ぜると、そのうちドロッとしてきて、混ぜたくてももう、重くて混ぜられなくなるので、混ぜすぎを心配はしなくて良いと思います。それよりも、混ぜが足りない事の方がはるかにトラブルを産みますので・・・・。 ただ、理論的に言えば、空気にふれると油は酸化するわけでして・・・鹸化しないうちに空気にふれる状態が続くと、触れてないものよりは、酸化するかなあと言った程度です。 私が石鹸を作り初めて、しばらく経った頃に、前田京子さんの講習会に参加した事がありまして、その時、泡立てきを石鹸のタネから出さずに、いや、むしろ、底にくっつけるような感じで、でも、しゃかしゃかとすごいスピードで混ぜられてました。 他にも、ああ、こういう所が私と違うなあ・・・と、とても技術的なことが勉強になったんですが、混ぜ方はとても大切だと思います。良く混ぜたものと、そうでないものは同じレシピでもなめらかさが違うように思います。 どうしてそう思うかと言いますと、その講習会を堺に、私の作る石鹸は失敗もトラブルもなくなって、しかも、質も評判も上がりました。 > 私が初め作ったとき、混ぜる時間は長かったのですが、長く混ぜるため普通に(ゆっくり?)混ぜました。(”よく混ぜる”意味が違ったようで・・・) > すると、できた石けんに白く粉吹いたものが…! (これが、苛性ソーダなのですね) > でも、12月から1月にかけて作ったもので、温度も非常に低かったという問題もありました。 キラキラして、切る時にがりっとしたかんじがなかったですか? phを見る限りですと、析出するほど苛性ソーダを入れたという感じではなく普通だと思うのですが・・・。 白い粉がついた感じでしたら、それは「ソーダ灰」と呼ばれてるものではないでしょうか? でしたら気にせず使って大丈夫だと思いますが・・・・・。 鹸化中の温度が足りないとよくあります。また、オイルの種類にも関係あるようですよ。 > 更にその前に気になっていたのは・・・作るきっかけが、「廃油を使おう」という考えから。 > そうすると、実際どんな油なのか、はっきり覚えておらず、また少し酸化しているものだからどうやって作るのか???普通の計算ではきっちり計算できないな・・・と困りながら、鹸化率をとってもアバウトに計算してやったことでした。こんな状態の中一応できたのが、上記のような、もとは茶色い石けんなのに白に覆われた物になってしまった石けん・・・(-_-;)確かに”みょうちきりんな物体”でした・・・ > だから、いったい皆さんはどうやって??と疑問があったのです。 > 廃油石けんはどうやって計算をしてはるのでしょう?? いろんな方の廃油石鹸の作り方を拝見させて頂いたのですが、過剰アルカリの状態で作る事がほとんどのようです。 どうしてかと言うと、理由は簡単、家事に使いやすいから! > そうそう、試験紙で見たら、切って熟成させた期間2,3週間後はpH11でしたが、更に1週間ほど後に測ったらpH9〜10程でした。私の測り方が間違ってなければ。 > 私の石けんは、コールドプロセス方です。 > すこしアルカリ度が高くなる方法なんですね。 コールドプロセスで作ったからと言ってアルカリ度が高いということはありません。 あくまでも、油脂と苛性ソーダの問題ですので、鹸化が終わればそれに見合ったphに落ち着きます。 ホットプロセスで作ると、その日のうちに使える石鹸もアリです。 それでも、やはり1ヶ月寝かせた方が使い心地がいいのにはびっくりですが・・・・。 2時間位もガスを使って様子を見ながら石鹸を炊くのは結構大変なので、私はコールドプロセスが好きなんですけど・・・・。 > 塩析、やってみます。 これは、実験好きの方はどうぞという感じです。 上記のホットプロセス方法で作った後、塩水を流し込んで、温度を保ちつつ、石鹸分をすくいあげるんですけど、大変です。 石鹸分は確かに、純度が高くなったと思いますが、廃液(食塩水&グリセリン&その他・・・何が入ってるかは分からないけど・・・調べた事もないし・・・)もでます。 廃油石鹸の意味があまりないような気がして、それ以来やっていません・・・。 最近見つけた個人の方のサイトで、もう少し簡単な塩析方がありましたが、でも、時間がかかることには変わりなく、廃液が出る事にもやはり勿体無いという思いがあって。(少なくとも塩と熱は使わなくてもコールドプロセスはいけますから・・・・) 勿体無かったので、重曹を混ぜて、トイレ掃除やお風呂掃除に使いましたけどね。(貧乏症(T_T)なんですー) > なんか、話があちこちに行ってしまったようですが、不安になっていたことが徐々に解決されてきてうれしいです。ありがとうございます!!! 分かる範囲の事でしたらいつでもお答えいたしますのでまたいつでもどうぞ! とても研究熱心でらっしゃるから、そのうち、わたしよりずっと専門家になって、こちらが教えて頂かなくてはならなくなりそうですね>^_^< ではまた! ( 讃岐では「ずるい」のことを「へらこい」と言う・・ ) |
投稿6 | ■Re4:ありがとうございます!! こがんこ 2005/3/16(水)09:16 | ▲ |
のんちゃんさん、とっても詳しく、また経験からの話し、ありがとうございます。^0^ そうなんですねぇ。よく混ぜないといけないけれど、混ぜすぎるのも駄目なのですね。 私が初め作ったとき、混ぜる時間は長かったのですが、長く混ぜるため普通に(ゆっくり?)混ぜました。(”よく混ぜる”意味が違ったようで・・・) すると、できた石けんに白く粉吹いたものが…! (これが、苛性ソーダなのですね) でも、12月から1月にかけて作ったもので、温度も非常に低かったという問題もありました。 更にその前に気になっていたのは・・・作るきっかけが、「廃油を使おう」という考えから。 そうすると、実際どんな油なのか、はっきり覚えておらず、また少し酸化しているものだからどうやって作るのか???普通の計算ではきっちり計算できないな・・・と困りながら、鹸化率をとってもアバウトに計算してやったことでした。こんな状態の中一応できたのが、上記のような、もとは茶色い石けんなのに白に覆われた物になってしまった石けん・・・(-_-;)確かに”みょうちきりんな物体”でした・・・ だから、いったい皆さんはどうやって??と疑問があったのです。 廃油石けんはどうやって計算をしてはるのでしょう?? そうそう、試験紙で見たら、切って熟成させた期間2,3週間後はpH11でしたが、更に1週間ほど後に測ったらpH9〜10程でした。私の測り方が間違ってなければ。 私の石けんは、コールドプロセス方です。 すこしアルカリ度が高くなる方法なんですね。 塩析、やってみます。 なんか、話があちこちに行ってしまったようですが、不安になっていたことが徐々に解決されてきてうれしいです。ありがとうございます!!! ( 最近作り始めました! ) |
投稿5 | ■Re4:ありがとうございます!! のんちゃん 2005/3/14(月)00:31 | ▲ |
こんばんわ、やっぱり続きです・・・・。 市販の石鹸についてなんですが・・・・。 市販の石鹸の場合、いろんな方法があるんですが、油脂と苛性ソーダを反応させる場合、過剰アルカリで作ります。(中和方だとまたやり方が違います・・・・) 過剰油脂が残ると痛みやすく、柔らかな石鹸になってしまうなど、まあ、他にもいろいろな理由があるんですけど、洗浄力も落ちますからね・・・・。 でも、過剰アルカリで作るとですね、当然、苛性ソーダが残留して危ないわけです・・・・。 そこで、塩析をしてやるんですね。 塩析をすると、石鹸分とグリセリンその他に分かれるんですね。(本当はもっと何層にも分かれますが・・・まあ、ここは簡単に・・・・) 自分でやってみるとはっきりするんですけど、石鹸分の中に塩は溶けないんです。析出されて出てきます。 廃油石鹸でこれをやると、2回目の塩析では、かなり白い石鹸になるので、純度が高まったって事になるんじゃないかな・・・・・? ホットプロセスで塩析をやると、ものすごく大変な作業になるので、1回しかやった事ありませんから・・・・もう何回かやってみないと本当かはわかんないんですけど・・・^_^; もっとちゃんと調べないといけないんですが、私が調べた所(石鹸会社)は、塩析を2回して、石鹸成分の純度を高めていました。 なので、苛性ソーダはそこに残らないという事なんです。 もし残った状態で、PHを計ると、一般の石鹸のPH10というような穏やかな数字は出てこないと思います。これは、べつに、機械を使わなくてもPH測定用紙など、ホームセンターにありますから自分でどれくらいか簡単に計れます。 苛性ソーダ溶液は確かに、PH14でしたよ〜(-_-;) これを機会に、家庭内実験などされれば、ご自分の納得もいき、化学的な理解もできるんじゃないかと思いますのでお勧めです! で、また、こちらでご報告お願いいたします! では、本当におやすみなさい!m(__)m PS 寝入りばなだったので、ちょっと脳みそ、動きが鈍いですが、なんとなく分っていただける事を祈ります・・・・ああ、人に文字だけで説明するのって難しいですね・・・・(T_T) 至らないのんちゃんでごめんなさい〜皆さん〜 ( 讃岐では「肩凝り」のことを「けんびき」と呼ぶ・・・・ ) |
投稿4 | ■Re3:ありがとうございます!! のんちゃん 2005/3/13(日)23:56 | ▲ |
たびたびこんにちは こがんこさん ネットサーフィンを終え、閉じようとしたら、レスが入っていたので、ちょっと先延ばしにして・・・・。 > ところで、石けんを作った後の数値(○%)ってどうやってわかるのでしょう?皆さんは、どうされているの?作った状態でしか判断できませんよねぇ?・_・? 手作りの場合は、過油脂(鹸化率100%ではなく、90や85%で作りますね?)なので、時間さえおけば、苛性ソーダは、油脂と反応してしまうという事になるので大丈夫なんです。 ただし、どの手作りの本にも書いていますが、よく攪拌しないと、混ざりきらないで、水と油脂と未反応の苛性ソーダの残ったみょうちきりんな物体になると思います。(危ないですね^_^;) また、一応、色んな本に鹸化価が載ってますが、油脂の種類によって、微妙にその合有酸の比率は違うと思われますので、そのように余裕を持たせていれば安心なわけです。 (例えばオリーブオイル100%で鹸化率100%の石鹸を作ったとしても、主となるオレイン酸の合有量は生産地、取れた年の条件などによって違ってくる訳です。だから、実際できた石鹸は、98%鹸化率かもしれないし。102%の過剰アルカリ石鹸かもしれないということです。もっとも、実際に2パーセントも違う石鹸ができたりは滅多にしないんだけど・・・)なので、平均値を取っている鹸化価は便利だけど、自分のとは微妙に違っている可能性はあるんですよ。 ただ、結果、パセンテジは石鹸の使用感の参考の一つに過ぎなくて、0・01%を神経質に計るより、しっかり混ぜたほうがいい石鹸になります。(経験上) 分量さえ、ちゃんと量って作ってれば、使ってちょっとまだきつければ、もう1週間待てばいいわけで。それでもきつければもう1週間・・・・って感じで・・・・。 実際、まったく同じレシピで作っても、よく混ぜたほうが各段に型入れが早くできるようになりますし(鹸化が早く進むということですね)熱を加えた方が更に早いです。(ホットプロセスで作ると数時間で型入れできるという事です) あまり混ぜすぎると、確かに、油脂が空気に触れることが多くなり、ある意味、不鹸化物や、過剰油脂の酸化が早くなるかもしれませんが、そのほうが、PHがマイルドなので良いという人もいるくらいですし、私自身は、割と早くに使いきってしまうので酸化してしまったことはないので、ちょっとその実験はできていないのですが・・・・。 気を抜かない程度正確なら問題はないですね。まだまだ私はそんなに作っていませんが、基本的な失敗はないです。(カットに失敗しても、使えなかった石鹸はないという意味で・・・) 手作りはこんな所です。 長くなってすみません。 では、おやすみなさいm(__)m ( 讃岐では「肩凝り」のことを「けんびき」と呼ぶ・・・・ ) |
投稿3 | ■ありがとうございます!! こがんこ 2005/3/13(日)23:10 | ▲ |
早速お返事ありがとうございます!! 感激です。 そうなんです。調べていったら徐々に深くなって気になってどんどん・・・ 実は、始めに教えていただいた「石けん百科」へ何度か入った末の疑問で。 そこでもまた調べてみます。 2つ目に頂いた方へリンクしてみました。 そうなんです!!これです!よくここまで詳しく調べておられる方がいるものだわ!! 気になるすべてを読みきるにはまだまだ(^^;)ですが、じっくりみてみます。 ところで、石けんを作った後の数値(○%)ってどうやってわかるのでしょう?皆さんは、どうされているの?作った状態でしか判断できませんよねぇ?・_・? ( 最近作り始めました! ) |
投稿2 | ■Re1:表示 (遊離アルカリ等) について・・・ のんちゃん 2005/3/13(日)22:16 | ▲ |
たびたび、すみません 付け足しです! こちらのHP、わたしも教えていただいて、石鹸を使い始めの頃、随分お勉強させていただきました(フォーラムの最初のほうで紹介されていて、サーフィンして飛んでいきました・・・とてもおもしろいHPでした。今も時々わからなくなったらついつい行ってしまいます・・・・^_^;) ↓ http://plaza.harmonix.ne.jp/~krand/ なぜ、JISでこういう規格が必要か、コールドプロセスの石鹸のPHが落ちついてくるのは、まさに、この遊離アルカリ(苛性ソーダ)が1ヶ月以上かけて油脂と反応して、ゆっくりと石鹸に変わるということで減ってくるのだという事実を、体感しながら(自分で石鹸を作るので)納得していったのでした・・・・。 ( 讃岐では「肩凝り」のことを「けんびき」と呼ぶ・・・・ ) |
投稿1 | ■Re0:表示 (遊離アルカリ等) について・・・ のんちゃん 2005/3/13(日)21:54 | ▲ |
こんにちわ こがんこさん > 皆さん、石けんを深く愛してますね!私もその一人になりたい!! > 初めて書き込ませていただきます。 > よく石けん表示で、「遊離アルカリ ○%」とありますが、これって、苛性ソーダが反応せずに残っている分ってことですか? 簡単に言えばそうなりますね。(でも、実際にそうなら、洗濯石鹸ならいざ知らず、体に使う物なら大変な事になりますから、単純にそうではないんです・・・・ややこしいですが・・・・) > 何パーセントから何パーセントまでなら体に安全っていうのはあるのでしょうか? あります。JISで決められていますので、洗濯石鹸と、体に使う物など、全て、○%以下と決められています。 > そもそもアルカリが残っていてはだめなのでは・・・? 基本的に、石鹸はアルカリ性ですので、また、アルカリ性の中でなければ、洗浄剤としての機能は働きません。 > 「石油エーテル可溶分」と「エタノール不溶分」とはなんでしょうか? 文字通りなのですが・・・・石油系のエーテルに溶ける成分とエタノールには溶けない成分・・・・。 > また水分、純石けん分、遊離アルカリ、石油エーテル可溶分、エタノール不溶分の他に何があるのでしょうか? > 石けん商品の裏を見ていて、油と水と苛性ソーダでできているのに表示が全く意味不明で・・・ > ご存知の方、教えてください。 ナチュラルに目覚めたら、いろいろ気になってしまい始めた・・・・って感じでしょうか? こちらのフォーラムでも、石鹸の話題はかなりたくさんありますので、検索機能を使って調べていただくと、いろいろ出てまいります。 もしよろしかったら、こちらのリンク集にも載ってます、石鹸百科さんで、じっくりと石鹸の定義など読まれたらよろしいかと思います。 とても詳しく書いてくださっています。 ↓ http://www.live-science.com/ 良い石鹸と、石鹸だけど怪しい石鹸の見分け方など、いろいろ載っていますので、今、お手持ちの石鹸の良し悪しを自分で見分ける手助けになると思いますヨ! ぜひとも、役に立つ知識を身に付けてくださいね。 ではまた。 ( 讃岐では「肩凝り」のことを「けんびき」と呼ぶ・・・・ ) |
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