メニューに戻る 話題993 最後へヘルプ
話題993 | ■ステンレス流し台の白い輪染み ねこねこ 2005/11/14(月)10:36

ここ一年くらい、どなたかの知恵を借りたいと思い続けていました。こんないいサイトがあったなんて。ステンレス流し台の水道栓まわりに水がかかり、こまめにふき取らなかったら
白い染みがこびりついてしまいました。これはカルシウム?塩素?どうしたら取れるか
ぜひ教えてください。

( 掃除はなるべく手を抜いて、本を読んでいたい怠け者 )


投稿4 | ■Re3:ステンレス流し台の白い輪染み io 2005/11/18(金)05:45

ねこねこさん、

> でも娘を持つ身、これは母として娘に伝える宝物になるかもしれない、と考えました。

そうなんですよ、重曹使いの先輩、アメリカでも、それを上手に使いこなす知恵は、
代々、家庭で受け継がれている、さりげない生活文化そのものです。(^^)
観光客として旅行すると、一般のおうちの中の様子まではなかなか見えないので気づきませんが、
ホームステイしたり、長く暮らした経験のある方などは、
ごく当たり前にお掃除やボディケアなどに、ベーキングソーダつまり食用の重曹が安心してあちこち使われる様子を、
とてもよく見かけたとおっしゃいます。子供たちも自然に親を真似て使い方を覚えます。

そこから言えば、今日本で重曹生活を始めている私たちは、いわば第一世代。フロンティアです。
(正確に言えば、約100年ぶりのリバイバルですけど、戦後、このことに関して日本は見事にバトンタッチに失敗しています)
なんでも最初の世代というのは、“親の背中”を見てなにかを習得することはできませんが、
今はいい時代ですね、ちょっと求めさえすれば、こうやってネットでジュウソイストさん同士、
初めてでもおたがいに“自分たちの背中”を見せ合いっこして、
日本の生活にフィットしたさまざまな新しいコツを覚えていくことができます。。。(^^)

一人一人の暮らしが未来につながる大樹となって、いつのまにか大きな森になりますよう、
ねこねこさんの日々にも、一粒の種をお蒔きくださると幸いです。
お金で買えない伝統文化ってあるんだな〜、と思います。
どんなふうに暮らすか、なんていう、親世代・祖父母世代からの教えは、
そのうちの最たるもののひとつかもしれませんね。
どうぞご一緒に、楽しみながら、重曹生活の種を大切な誰かにお渡しし、
かつまたどんどんその種も増やしていきましょう。

本を読んでやってみて、疑問質問ご報告など、フォーラムでのおしゃべりを、
いつでもお待ちしていますね。(^^)

ではでは。
また。

( )


投稿3 | ■Re0:ステンレス流し台の白い輪染み ねこねこ 2005/11/16(水)14:25

さっそくのお返事ありがとうございました。今日、本屋で「重曹生活のススメ」を
買ってきました。図書館愛好者のねこねことしては、こんなに高い本を買ったのは
久しぶり。でも娘を持つ身、これは母として娘に伝える宝物になるかもしれない、
と考えました。さっそく、じっくり読んで試してみます。まずは一歩前進のご報告まで。

( 掃除はなるべく手を抜いて、本を読んでいたい怠け者 )


投稿2 | ■Re0:ステンレス流し台の白い輪染み io 2005/11/16(水)09:21

ねこねこさん、地球に優しいフォーラムにようこそ。(^^)

> 白い染みがこびりついてしまいました。これはカルシウム?塩素?

お話をうかがっていると、水アカ(炭酸カルシウムを主体とする白いカリカリの固い結晶物)と思われます。
塩素は水溶性ですので、それそのものがキッチンに固定した汚れで残ることはありません。

ごくまれに水アカを昔風の言い方でカルキ汚れと呼ぶ場合があるので、
カルキ(さらし粉、次亜塩素酸カルシウム)から塩素を想像なさったのだと思いますが、
水アカは、水中に塩素が存在しなくても発生します。
必要なのはカルシウム、マグネシウム、シリカといった2価以上の金属イオンと、
熱(常温の水道水も、絶対零度でないわけですので、熱はあります)です。
つまり、いいかえますと、水アカは、そこに水がある限り、必ず出てくるものなのです。
ええと、そうですね、かなりできるスピードに違いはありますが、
鍾乳洞を想像していただくと、わかりやすいと思います。
あれも、ポタポタ水が落ちるだけなのに、熱と時間のおかげであんなふうに堆積していきます〜(^^)

http://www.drugsinfo.jp/contents/qanda/ka/qaka17.html
「カルキについて(医薬品情報21)」
こちらに、ご参考までに、カルキの詳しい説明ページがあったのでメモします。
なぜカルキと呼ばれるようになったか、という語源の解説もあるので楽しいです。

それにしても、重曹を始めとする日本語の化学物質の業界内の略称というか、愛称は、
かなりアバウトで慣用的、門外漢はパッと聞いただけでは誤解することが多いですね。
今から10年近く前、薬局に行って「重曹下さい」と言うと、
「何? タンサンが欲しいの?」と薬局のおじさんに尋ねられ、
「いえ、炭酸ではなく、重曹つまり炭酸水素ナトリウムです」と答えますと、
「ああ、やっぱりタンサンね」と言われて目が点になったことを思い出しました。(^^;

おじさんは、出してくれた箱のことを「重炭酸ソーダ、だからタンサンね」と解説してくれましたが、
もうこちらの頭の中は「だってだって、炭酸は二酸化炭素のことだって、がっこうでならったもん(涙)」の混乱状態で、
それから、重曹についての通称を幾通りも知って慣れていくのには、しばし時間を要しました。

カルキも、学びがいがあります。(笑)

ではでは。また。

( )


投稿1 | ■Re0:ステンレス流し台の白い輪染み のんちゃん 2005/11/14(月)16:54

こんにちは、ねこねこさん
スタッフの一人のんちゃんと申します。

> ここ一年くらい、どなたかの知恵を借りたいと思い続けていました。こんないいサイトがあったなんて。ステンレス流し台の水道栓まわりに水がかかり、こまめにふき取らなかったら
> 白い染みがこびりついてしまいました。これはカルシウム?塩素?どうしたら取れるか
> ぜひ教えてください。

話題512 | ■浴室の水アカ石けんカスの退治について

を、ご覧になって見てください。
取り急ぎ、ご案内まで。

( 紅葉と無花果が素敵な秋の贈り物 )